7/18 キズ「地獄門」 at 新宿BLAZE
 
・-SET LIST-
0
ステロイド
傷痕
十五
十七
息のできる死骸
15.2
平成
ヒューマンエラー

蛙-kawazu-
ミルク
おしまい
地獄 
-ENCORE-
-MC-
EMIL
Mr.BIG MONSTER
天誅
 
7月のメインどころとも言えるキズの2daysワンマンの一日目で、BLAZEに行ってきた。
衣装は地獄のやつで、来夢君は最初の煽りで噛んだり、アンコールに手拍子で出ていくのが「うーたーえ、ベース弾け」みたいな感じとか言ってたり、手拍子コールをいいとも風に〆るきょのすの腕を褒めたりしてたのが緩くて可愛かったりしつつ、中盤で来夢君が、「なんで、こんな時代になっちゃったんだろうね? でも、何とか前に進めそうです。」「今日、ここまで来たお前らの覚悟、全部受け止めてやる。」って言ってたのがカッコ良かったし、reiki君の前に出てきてギター鳴らして煽るのも鬼気迫る感じで良かった!!
 
なんていうか、最初から最後まで、地獄の和な衣装で白塗りだから、4人揃って呪い掴み殺してきそうな鬼気迫る感じのオーラ全開で攻めてくるのが、ただ、ただカッコ良かったし、きょのすのドラムセットは意外に平たく手元が見やすい感じで、野郎共と男を煽る来夢君もカッコ良かったし、それ聞いて、探す仕草をするユエ君にもほっこりした。
 
セトリとしては、地獄門だからかもしれないけど、おしまいより地獄で本編〆たし、豚はライブの方がリフがよく聴こえるし、平成とか15.2あたりの来夢君がアコギを弾く曲は白塗りな和の衣装だと一層に映えるし、来夢君の呪うような表情で歌う感じも良かったし、ユエ君は1人綺麗な佇まいで弾くのが逆に不気味さがあって、カッコ良かった。
 
比較的新しいミルクはスッタカートでレトロな雰囲気はキズとして新しい面でもあるだけにノリが定着するには、まだ、もう少し時間掛かりそうだなとも思ったりしたし、アンコールの〆は、この流れでどう〆るのかと思ったら、天誅っていう意外性のあるところで盛り上がりつつも、どこか物足りなさを残していったあたり、次の日のキネマへの良い意味での余韻というか余力を見せていたようにも思えた。
 
そんな感じで、キズを箱らしい大きさの箱で見るのは、この日が初だったけど、やっぱり、スタンディングで見るには暴れやすい激しさで、とてもカッコ良かったし、攻撃力全振りなライブほど今は来るものがある自分にとっては、とても満足できた!!