11/27 Psycho le Cému Live Battle「ライバルズ」Lv.6 vs MUCC at EX THEATER ROPPONGI

 

水曜日は久しぶりのサイコとムックを見に六本木へ行ってきました!!

 

・MUCC

最初はムックで、時間ぴったしに暗転して始まったし、セトリとしては、MC明けでサイコのカバーはエクスカリバーやって、思っていたよりポップで爽やかな印象の仕上がりになっていて、メロディアスなリフを弾くミヤが新鮮で、娼婦は今のピアノ付のアレンジだとポップさとか哀愁とか良い意味で湿っぽい雰囲気で、とても良かったし、ENDER ENDERや蘭鋳といった定番は勿論のこと、カウントダウンかな? サークルモッシュできて楽しかったし、ぐちゃぐちゃに乗るのもたまには良いなあって。

 

音としてピアノが入ったことで音の幅も勿論なんだけど、ミヤの表現力にも幅が出ていてギターを置き鍵盤等の打ち込み機材を使用しての魅せ方は中々にカッコ良かったし、YUKKEのベースやSATOちのドラムも打ち込みに負けない音と演奏で、しっかりバランスの取れていた感じで、逹瑯もバラードを歌う上での安定感とか表現力が一層に磨きがかかっていて、総じて、メジャーだからこそキャリアを積んだからこその力みたいなのを存分に感じましたね。

 

逹瑯がMCで「ムックのファンは動くから危ないと思うかもしれないけど、サイコのあの見た目が好きというのも危ないですからw」とか、「サイコとは久しぶりの対バンだけど、サイコはこのイベント沢山やってて、ムックはライブの本数が多くて、どっちのファンも追うの大変でしょ?バンドが長いとバンドマン同士も仲良いけどファン同士が仲良いとは限らない、この一触即発な感じw楽しんでいこう」みたいなこと言ってたのが面白く、蘭鋳でYUKKEを指して「バンドマンの中で一番サイコの復活を待ってた人です。」って言っては、YUKKEが振り付けをやっていたのが何かほっこりしたw

 

・-SET LIST-/壊れたピアノ/サイコ/娼婦/G.G./アイリス/例えば僕が居なかったら/積想/-MC-/聖~excalibur~剣/ENDER ENDER/カウントダウン/蘭鋳/Living Dead

 

・Psycho le Cému

そして、サイコね。

セトリとして、LOVE IS DEADやムックのカバーした聖剣、愛の唄、恋の幻想曲、激愛と知っている曲は今日も結構あって楽しかったし、ムックのカバーであるCLASSICから愛の唄と恋の幻想曲を続けてやってて、上手く言えないけど、バンドとして伝えたい、表したいことは十分に解ったから、ファンの人の中には泣く人もいたんじゃないかなって思えるくらい沁みるものがあったよね。

 

そこから、メンバーがいったんはけての再登場で、それぞれの紹介ありきで登場してくる中で、逹瑯とYUKKEも出てきて、そこから2人を交えての激愛~はAYAの衣装かに赤い大きい帽子にスカート付けたYUKKEが振り付けめちゃくちゃで、それにタジタジなYURAサマ、真顔で踊りながら迫り来るYUKKEから逃げるAYA、Lidaのラップパートをシャウト交じりでやる逹瑯、最後にDAISHIと逹瑯でキャイ~ンのポーズしてたり、情報量多くて面白かったし、見ていて楽しかったww

 

MCでは、最初にseekが喋っては、この企画をやるにあたって、ライバルズと付けたけど、そもそもサイコにとってのライバルって誰や?と思ったら、ムックしかいなくて、声をかけたら2つ返事でOKしてくれたと、seek曰く、20年やってきて、おそらく、一番長く見てきているのがムックだと言っていて、ここにいる誰よりも近くで見てきたとマウントを取ってきては、休止している時も続けていて、ムックが居なかったら、ここに居なかったかもしれないと真面目なことを言いつつ、今回のイベントをやるにあたって、曲交換の件に関して、YUKKEのバースデーであるEASTのライブを見に行った時にミヤがマカロンを食べながら、どうせなら曲交換しようと提案してきたんだけど、seekからすると、それよりもマカロン食べてるミヤ君の状態が気になって、それどころじゃなかったらしいwとか、YUKKEが酔っ払った時によだれがどうこうとかおんぶして介抱したとか嫌な思い出のほうが20年やってきて多いとか笑いも交えてましたねw 

 

2回目のMCでは、DAISHIが喋っていたのだけど、「若い頃の僕らにとってヴィジュアル系と言えばSHOCK WAVEのオムニバスに入ってライブ出れれば売れるみたいなところがあって、そのオムニバスに収録されて一緒に入ってたのがムックで、そのオムニバスに入ってるバンドで残ってるのはサイコ・ル・シェイムとムックの2つしかいません。20年やってきたから形を名前を変えて続けてる人、諦めた人、辞めていった人達沢山見てきました。僕達も一度お休みしたけど、またやれているのはムックがいたから」と、いつになく真面目なことを言ってましたね。

 

そこから、最後にSTAR TRAINを持ってきたのもDAISHIのMCからして、何か繋がりを持たせていた感じもあったし、本当に上手く言えないけど、20年の中で形を変えずに続けてきたムックに対して、途中で歩みを止めてしまったけど帰ってきたサイコからのメッセージみたいなのが詰め込まれていたように思えました。

 

こうして、20年選手同士の対バンは終わりましたが、色々と思うところを感じさせつつも、どちらもメジャーを経て、キャリアを積んでいるからこそ、互いにリスペクトし合い、そこからの魅せ方が凄く良くて良い刺激がありつつ、ふざけてみせるところは面白く、とても楽しいツーマンでした!!