【ANDROGYNOS記念】ピエラーに薦めるPIERROTっぽい楽曲 Vol.1【PIERROT】
 
えーと、いきなりですけど、新年早々に発表されたDIR EN GREYとPIERROTの対バン企画であるANDROGYNOSに併せて、タイトルどおりですが、PIERROTじゃないけど、PIERROTっぽい楽曲を紹介します。
 
3年前の復活時にもやろうかなとか思ったけど、今のほうが書ける気がするのでやります。
まずは、10曲どうぞ!!
 
・えんそく/U.F.Oが来るまで
 
 
ここへ来て、何かと話題を作るえんそくからは、ミニアルバム「えんそくの大予言」の3曲目に収録されているUFOをイメージさせる怪しげなシンセが効いたダンサブルなロックを。
怪しげでデジタルな感じがあれど、Bメロからサビは爽やかで少しの切なさがある覚え易いメロディはシングルにしても良いくらい。懐かしいメロディを奏でるリフやソロでのギターとかアレンジの感じがPIERROTを思わせる感じで聴くほどにハマるし、ライブでは独特の振り付けが印象であり、PIERROTのMASS GAMEを彷彿とさせる動きもあり、定番曲になっています。
 
ぶう自身も最近は、キリターであることを隠さずに、FOLLOWERSというコピーバンドで、キリトメイクから振り付けや煽りまで完璧にこなしていたりしているので、ピエラーな方々で、まだえんそ
を知らずに興味が少しでも沸いた方は是非、一度、ライブを見てほしいところ。
 
他の曲では、いなおりベイビー、Adolfな振り付けがある「世界の墓地からこんにちは」あたりもオススメです。
 
・DIAURA/メナス
 
 
続いては、一層にキリターであることを全面に出してきているヴォーカルのyo-kaがいるDIAURAです。
この曲は、会場限定シングルでアルバムにも収録されているんですが、ダークでオリエンタルな雰囲気を持ったメロディアスでアップテンポの曲で、翔也のブリブリしたグルーヴィーなベースと佳依の変態的な旋律のリフ、坦々と疾走しながらも変則的なリズムを加えてくるアレンジが実にPIERROTっぽい。特にギターの音色がプラエネの頃の潤っぽくて、こういう電子的な音をギターで聴いたという意味では懐かしさを感じられますし、ドラムも変則的でスッタカートな感じがTAKEOを意識している感じがあり、サビの後の英詩の部分はMYCLOUDだし、PVにおける動きとか歌い方とかyo-kaがいつになく、キリトを意識している感じも面白いし、サビよりBメロがカッコいいところとか、色々、好みです。
 
他にもDIAURAでは禁示録やGarden of EdenあたりもPIERROTっぽさを感じます。
 
 
・Variable Messiah/Plunge on planet
 
 
BEST COLLECTION 2000〜2004 BEST COLLECTION 2000〜2004
3,240円
Amazon
 
 
後にSUICIDE ALIとして、活動するGoshiとHiroshiが在籍していたVariable Messiahです。
この曲はベストに収録されている1stミニアルバムの曲です。
変拍子で重くも疾走感のあるサイバー・ロックなんだけど、ザラザラしたギターが変態的だったり、変則的なリズム、呻くようなGoshiの歌声といい、ギター・ソロの後にクリアなアルペジオが入ったりして、どことなく、PIERROTっぽいです。っというか、後のSUICIDE ALIといい、Goshiもといbitはメイクや表情といい、キリターだと思うところが結構、あるので気になった方は是非。この曲以外にも結構、PIERROTっぽかったりするので、Variable Messiahはサイバーな初期PIERROTなイメージですね。
 
・SUICIDE ALI/蒼い狼が見た絶景
 
 
前述のVariable MessiahからGoshiもといbitとHiroshiもとい大江春泥を中心とし、後にex.ドレミ團のKoziが加入し、2014年7月に解散したSUICIDE ALIです。
Kozi加入後で初の音源となる「第4のwaltz」からPVになっている曲で、手数が多く変則的ながらに疾走感のあるHIYのドラムを活かしたダークでヘヴィなアップテンポの曲で、電子的な音が多くもバンドサウンドがしっかりとしたSUICIDE ALIらしい楽曲となっています。PVの振り付けをするbitですが、一定の声質で所々伸ばすようなところがキリトっぽく、シンセがギターの音色になったりしたら、変態的なリズム隊やサビでメロディアスになったりと、PIERROTっぽさは十分にあるかなと。
 
Variable Messiahより洋楽っぽいダークさを出していたとはいえ、こちらでも変態的な要素は健在で、bitのヴォーカルもあってか、他の楽曲でもPIERROTに近しい感じはあり、Stitch Doll、剥離、僕という有害な要素、CHAINSAW、誘拐ごっこあたりもオススメです。
 
・amber gris/美醜
 
 
2015年5月に解散したamber grisでシングル「decadance」に収録されているダークで変態的なリフがカッコいいミドル・テンポのロック。
ウネるギターが響き、Bメロではライブにてwayneのコーラスが手鞠の歌声に絡んでツイン・ボーカルのようになっていたりして、サビは変拍子で疾走し、程よく盛り上がりきらないところはPIERROTっぽい。実際にライブではAdolfのような振り付けもありましたし、amber grisがPIERROTっぽい曲を作ったら、こうなりましたっていう感じです。
 
・SCISSOR/ルール
 
現在は、Mix Speaker's Inc.として活動するMIKIやDとして活動するTsunehitoが在籍していたSCISSORからはオムニバスに収録されていた、この曲を。
足踏みしたくなる行進曲のようなミドル・テンポのポップ・ロックなんだけど、ギターのカッティングやリフ、ドラムのスッタカートな感じとか、Bメロの明るみを持っていく感じがPIERROTっぽいなあと思うところで、ここに。
 
・ビリー/マリゴールド
 
 
TheBenjaminとして活動するミネムラ、ツブク、琢磨が在籍していたビリーが2012年に期間限定で復活した際にリリースしたシングルで、PIERROTっぽさを感じさせる音のギターが効いたアップテンポでメロディアスなロック。
ダークで怪しげなんだけど歌はポップでサビが良い意味で盛り上がりきらないところまで、程好くPIERROTっぽさを継承しているんだけど、そういうところもビリーだからできるポップでマニアックな感じに仕上げているのでしょう。ライブでは、マリゴールドとコーラスするミネムラが印象的でレスポールを使う姿は今、思うと新鮮でした。歌詞は、嫉妬をテーマに醜くなっていく主人公の葛藤を描いています。
 
・Dolly/GOTHIC PARTY
 
 
2012年に活動を休止したDollyは、イントロが、まんまネオグロテスクな、この曲をw
シンセやアコーディオンを取り入れたギラギラした雰囲気のダンサブルなロックであるんだけど、よく聴くとイントロがネオグロなだけでなく、歌の雰囲気とか展開とかがDRAMATIC NEO ANNIVERSARYを彷彿とさせる感じもありつつで、なんとなく、PIERROTっぽさがあるなあと。
 
 
・人格ラヂオ/変身
 
 
活動休止中の人格ラヂオはオムニバス「きわもの達の果実」に収録されている変身を選びました。
ダークで怪しげな歌謡ロックで、変態的にウネるリフやスキャットの入るBメロでのカッティング、ミドル・テンポながら、サビは変拍子で激しくキメるドラム、ベコベコしたベースの音色と音や雰囲気は初期PIERROTに通じるものがありますね。
 
人格ラヂオだと他にはネジマキドリ、お人形さん、飼育箱、影の広場あたりもギターの感じがPIERROTっぽくてオススメです。
 
・D'espairsRay/Dears
 
 
現在は、Angeloとして活動するKaryuや演歌歌手の最上川司が在籍していたディスパからは、1stフルアルバム「Coll:set」の2曲目に収録されている、この曲を。
ディスパでPIERROTっぽいっていうと、凍えた夜に咲いた花が有名どころではあるんだけど、このDearsも疾走感のあるヘヴィロックなんだけど、エモかったり、キメがしっかりしているバッキングの感じとか合間に入る電子的な音が潤のギター・シンセっぽかったりで、この曲も中々にPIERROTっぽい要素があります。新月とかHILLあたりのキリト曲が好きな人は気に入るんじゃないかなと思います。
 
こんな感じで、まずは10曲選んでみましたが、いかがでしょうか?
第二弾も後ほどにお楽しみ頂けたら幸いです。