5/27 emmuree emmuree Gray Note“One Man"Freak Show 「XXXX Paint It Black」 at 渋谷O-WEST



・-SET LIST-
silence
祈り
バレリーナ
instability
~MC~
未来永劫雁字搦め(新曲)
絵空事の色彩
I hear the clocks counting down
熱帯夜
リバティ
瓶詰少女
壁に描いた花色彩を欠いた窓。
呼吸
miss【drain】
ジザスカ
葬列とxxx
Gray Note Freak Show
angel's watercolor

ROSES~骨と薔薇と闇と光~
ラブレター

-ENCORE:1-

頽廃ロォマンス
灯陰
the darkside of the moon

-ENCORE:2-

-MC-
雪月花
楽園



久しぶりのemmureeにして、emmuree初のWESTワンマンに行ってきました。向かいのEASTでLiSAのライブがやっていて、本当は行こうか迷っていたけど、アングラ界に浸りすぎたので、こちらに参戦しました。平日だけに人が集まるのか心配だったけど、金曜日だけに半分くらいは埋まってたんじゃないかな。荷物置いている人が、たくさん居たけど、後ろのほうまで良い感じだったし。んで、先ずは物販になるんだけど、チャリティとはいえ、過去の配布音源は一部を除いて、即完でしたね。自分も一応、5枚買って、ポスターも買いましたけど、全部欲しかったも・・・; んで、いざ、ライブが始まると一気にemmuree独自の幽閉された世界に引き込まれました。まぁ、セトリで言えば手刀のほうが面白かったんだけど、それはそれで今日は後にリリースされるDVDのカメラが入っていたこととWESTという会場もあって、とことん暗く湿った雰囲気で聴かせることに徹していました。激しい曲もあったけど、間にスパイス感覚で入れてくる感じでしたし、emmureeのダークで繊細な部分を強調していたようなステージでした。灯陰の曲は、ほとんどやったんだけど、灰色の空の下では、やってくれなかったな・・・; 弔は音源以上に迫力があってカッコ良かったです。angel's watercolorは、何度聴いても名曲なんだけど、雨の日だけに凄く染みました。あとは、もうMCは挨拶程度に挟み、ひたすら曲を演るという、その徹底したスタイルで展開していきました。神経質で繊細な音色でノスタルジアな旋律を奏でるハルカさんのギター、不気味なくらいに動かないで低音を響かせる朋さんのベース、軽快に変拍子を刻むゆきさんのドラム、感情的に狂い叫ぶように歌い上げる想さんのヴォーカル、どれを取っても良くて、emmureeはCDよりライブのほうがカッコいいと思った。アンコールでは着地点の無い話を始めたと思いきや、「去年の今頃からWESTで単独公演をしようと決めていたから、今日という日まで色々と長かった。」と、結局、そういう話がしたかったんじゃないかとツッコミたくなる想さんの緩いMCが和みました。そして、最後の2曲をやる前に、「またWESTで単独公演ができるように、これからも活動を続けていきます。」と言って、配布音源の「雪月花」へ。タイトルからして冬を感じさせる歌モノだったんだけど、変則的で落ち着きがないあたりはemmureeらしさが出ていると思いました。そして、最後は楽園で〆と。終わった後にスクリーンが出てきて、DVDのリリースと記念イベントとなる主催ライブ「季節外れのサマァカーニバル」の告知があって、cocklobin、9GOATS BLACK OUT、dieS、Le'prica、MUNIMUNIといった豪華な面子が出演するという、今から熱いイベントになりそうな予感がしました。去年ほどの熱が無くて、あれだったんだけど、ライブを見ると変わるね。久しぶりのemmureeにしてワンマンだったけど、ダークな空気を存分に堪能できて、凄く良かった。また、しばらく感覚は開くけど、サマカニは是非とも参戦したいです。はい。