5/7 ヴィドール VIDOLL THE LAST LIVE“解体" at 新木場STUDIO COAST



・-SET LIST-
Cryptic Tokyo
NAUSEA
IKAROS
-MC-
SinAI~右手のカッターと左手のドラッグと薬指の深い愛と~
Nectar
マミー×ダでぃ~僕、僕。~官能デジタルブトウカイ (メドレー)
とりかぶと
-MC-
Puzzle ring
初雪
オカルトプロポーズ
-MC-
リマインドストーリー
Crescent gazer
Chocoripeyes
-MC-
Blue star
ゴシカロイド改
新聞マスコミ関係者の方へ・・・
Tree
-ENCORE-
君ヲ乗セテ-Short Ver.-
十年後の今日、此処で・・・
-ENCORE:2-
・・・サンガコロンダ
カラクリロマンス
ワイセツ人形
-ENCORE:3-
我輩ハ、殺女成り・・・
人魚
-ENCORE:4-
挨拶



まさかの解散となったヴィドールの最後となる、解体ライブに行ってきました。

・・・うーん、何て言うか、消化不良な感じでした。最後の最後で機材トラブルでアンコールできずに終わったのもあったんだけど、今日は全体的に音が悪くて、色々と残念でした。活休挟んで、9年の集大成ということで、セットリストから見て分かるとおり、一期や二期の曲も、ちゃんとやってくれたんだけど、それだけに、残念でならないです。人によっては、これなら、やらないほうが良かったのでは?という、声があっても、おかしくないくらいに不満と悔いが残るライブでした。メドレーとかピアノによるアコースティックとか面白いことをやって、オカルトプロポーズ、カラクリロマンス、とりかぶと、リマインドストーリーと、聴きたい曲は大体、聴けたんだけどねえ。ワイセツ人形ではジュイ、シュン、ラメの3人がダイブしたり、前方は押しが強く、雪崩が起きたりするなどもあって、シュンのギターがトラブったのもあるんだけど、一時中断するなどもありました。まぁ、それだけ熱くて、ズボンまで汗だくになったライブは凄い久しぶりで、楽しかったです。んで、殺女から人魚に欠けては、途中から音が消えっぱなしで人魚の最後でラメかギルのほうから大きい重低音が響いて、歌が聞こえなくなる始末になって、本当に最後が残念でした。ジュイのMCでは、「9年間やってきただけあって、1曲1曲に思い出があるから、その思いをぶつけるように歌う。」「今日のライブをやるにあたって、ここまでやってきて、メジャー・デビューできたのもファンの皆のおかげです。そのメジャーデビュー曲をやります。Puzzle ring」「9年もやってると、それぞれに好きな曲、嫌いな曲があって、オレ自身が、特に好きな、この曲をやります。リマインドストーリー。」「震災があって色々と大変だったと思うし、オレ自身、地震があったら布団に包まったりしていたけど、今日、こうして集まったからには、とことん楽しもう。」「どんなに頑張ったところで被災した人達の気持ちにはなれないわけで、こうして、楽しむことが今、出来ることだと思う。」と本編とアンコールは大体、こんな感じでソロにおいて薄々、感じられたヴィドールへの情熱の薄さが徐々に還してきた感じで、歌共々、後半になるにつれ、力が入っているように思えました。そして、問題の最後のアンコールでは、メンバー全員が出てきて、ジュイが「最後の最後で機材トラブルが発生して復旧できなくなってしまったので、アンコールに応えることができませんが、最後にメンバーで挨拶したいと思います。9年間、ありがとうございました。」と説明とお詫びをした後、御礼とお辞儀をして、メンバーはステージを後にしました。最後は、ファンも「ありがとう。」と御礼を言い続けて、ライブは幕を閉じました。何て言うか、今日ほど「終わり良ければ全て良し。」という言葉が染みた日はありませんでしたね。メンバーもファンも、まだまだ楽しみたい中で最後、トラブルに見舞われたのは本当に残念ですし、9年間という長い活動が、こんな形で終わるのは不本意極まりなかったです。好きなバンドですので、メンバーのこれからも応援しますが、同時に、心の隅で、これがきっかけで何年後かに復活することを期待してしまっている自分がいます・・・;

ひとまず、9年間お疲れ様でした。そして、ありがとう。