7/29 KYOKUTOU GIRL FRIEND最終公演 「FAR EAST LULLABY」 at 新宿LOFT

・-SET LIST-
SE 禁じられた謝肉祭
堕落論
放送禁止のブルース
エクスタシー
完全犯罪
家出少女のように
告別
ゲルニカに噤む
最悪最悪最悪最悪
スロウ、ダンス
食物連鎖
狂わせたいのさ 愛されたいのさ
セックス
乱脈
噛みついて離れない
この人生はフィクションです
拝啓、売国奴の皆様、靖国の空が哭いています
俺の彼女はリストカッター
プラットホーム
縄と拡声器とヒロイン
副作用
-ENCORE-
未遂
樹海
-ENCORE:2-
禁忌
闇を嗤え_警告
-ENCORE:3-
勝手にしやがれ
-ENCORE:4-
副作用


セトリは、アンコール以外、ほぼ、うろ覚えです。
まぁ、そんなことは、さておき、KYOKUTOU GIRL FRIENDの最終公演を見てきました。世界で一番美しい解散と打って出ただけあって、解散ライブにありがちな泣きを誘う場面など一切無く、3年半と少しの短い間の集大成を見せ付けるかのようなパンキッシュで勢いのあるKYOKUTOU GIRL FRIENDらしいライブでした。まあ、個人的なことを言えば、大体において、ワンマンライブって、解散じゃないと行かないんだけどさ。こうして、見るとKYOKUTOU GIRL FRIENDって、生音というか楽器隊の演奏において、音源を以下に限られた音数で再現するかっていうのが徹底されているバンドだと思いました。ベースのグルーブが効いているのか、ギターの音作りが上手いのかソロでも軽さを一切、感じさせないのが凄いわ。良い意味で古臭くて、渋い味を出しているケッチのギターは格好良いな。他のメンバーもだけど楽器隊は終始、笑顔で楽しそうに演奏していたのが印象的でした。メロディアスにグルーブを奏でるサリーのベース、低めにセットを組んで確かなリズムを刻む亜門のドラムも格好良くて亜門の高台にいるかのようなセットの組方は手元がよく見えるから小さな箱ではGJって感じです。んで、倫堕は倫堕で昨日のUNPLUGGEDで溜めたそれを吐き出すかのように鬼気迫るステージを見せてくれて、途中、何度も男ファンを煽っていたのが印象的で、2回目のアンコールでは毒のステッカーをバラ撒いて、3回目のアンコールでは、「俺達が不謹慎なカリスマ、KYOKUTOU GIRL FRIENDでした。」と言っていました。なんだかんだで樹海もやったのは、さておき、4回目のアンコールにして最後はラストシングルである副作用をやって、終わったんだけど、楽しそうな笑顔を見せて、ステージを後にするメンバーの姿は本当に潔い綺麗な終わりを見せてくれたバンドだと思わされました。最初から最後まで勢いを失わずに駆け抜けた一時の空間はバンドの在り方を表しているようで、とても良かったです。

凄く好きにはなれなかったけど、綺麗な終わりを見せてくれて、ありがとう。そして、また、いつか会える日まで、今はお疲れ様。そんな良いライブでした。