みなさんのおかげさまで!
しんらいライフサービス株式会社 寺﨑道弥です。
※各SNSでシェアしましたが、現在携帯電話とLINEが繋がりません。
御用の方は、恐れ入りますが会社宛てに電話いただくか、メールでお願い致します。
返信が少し遅くなりますが、よろしくお願いいたします。
今日の記事は、是非「貴方の目の前から突然スマートフォンがなくなったらどうする?」という視点で、考えていただければと思います。
一昨日早朝、スマートフォンなくしました。
酔っぱらってなくしたの?
いえいえ、違います。
房総半島の山中です。
こちらの山、2時間で往復できますが、鎖場もありなかなかエキサイティングな低山です
息子と行ける刺激的な低山を探していましたら、たまたまBSの番組で紹介されていて、単独下見で出かけました。
一昨日の6:30からアタック開始し、山頂(南峰)には7時過ぎに登頂
10分ほどで北峰にも登頂し、来た道を下っていました。
途中、スマホで写真を撮りながらゆっくり下っていました。
また別の箇所で、写真を撮ろうとカーゴパンツのポケットに手を入れると、「あれっスマホないぞ!?」
「わわっ、落とした!」
「えっ、えっ、さっき写真撮ったばっかりだぞ?」
さっき写真撮って、30mも歩いてない感覚。
後ろを振り返るが、登山道にスマホは落ちていない。
この時頭の中は、
「あー、息子の写真とか全部パーだ」
「モバイルスイカとか電子マネー系全部は取り戻せないかもな」
「携帯番号覚えてないから、家族に連絡取れんわ」
(相方とLINEで共有したりインスタに上げたりしてるので、ある程度は取り戻せるけど、全部は無理)
「形あるものは壊れる」が口癖なので、スマートフォンというモノがなくなった事は早々に受け入れられるが、写真、メモ、電子マネーなどのデータへは未練が残る。
特に思い出である写真や動画は、お金に代えがたい。
もう一度冷静に、今まで一度もスマホを落としたことないカーゴパンツの脇のポケットから何で落ちたのか?振り返ってみた。
思い出せば直前に、「ズルっ」って藪道を踏み外しそうになり、よろけたのでした。
「きっとあの時にポロリと落ちたんだ!」と確信しました。
スマホが落ちたと思われる箇所は崖であり、草木が生い茂る藪。
ワタクシじゃなくて、スマホが滑落したっぽい!
「こりゃあ、見つからないかもなぁ」なんて思いながらも、とりあえずは登山道脇の草をかき分け、崖になっている斜面の草木もかき分けてみる。
ない。
落とした箇所は、「ズルっ」って滑った登山道20m前後とその崖下なのは分かっている。
少し無理して、3点確保しながら崖を降りてみるが、目視ではスマホは確認できない。
これ以上無理すると、崖下に落ちて遭難だ。
しかも、スマホがないからSOS電話だって出来ない。
必死になって、崖下から登山道へ再び這い上がり、誰か他の登山者が来るのを期待してみた。
それは、通りすがりの登山者にお願いして、ワタクシのスマホに電話をしてもらおうという作戦だ。
基本バイブ設定にしているが、鳴らせばどこにあるかわかるかもしれないから。
(スマホも時計がわりにしてたので)体感で30分、1時間待っただろうか、誰も来ない。
この日は湿度が高くて蒸し暑く、朝7時8時なのに強烈な夏の日差しが照り付け、水筒のお茶も残り半分ぐらい(200mlぐらい?)になっていた。
スマホ探して崖下へ落ちて遭難、そして水なし、これが最悪のパターンだ。
「山で無理してはいけない」いつも心掛けている事なので、下山しつつ他の登山者が登ってきたら、現地まで行き、ワタクシの携帯を鳴らしてもらう事にする。
既に、滑落した「スマホ救出は無理」だと考えていた。
この山、鎖場を登ってきたので、当然また鎖場を下る。
自衛隊や消防隊の降下訓練のように。
スマホなくした事で頭いっぱいなのに、集中力を欠いてしまう!
下山の方が気の緩みがどうしても出るし、やっぱり危険なのだ。
スマホなくした事で、全集中力を欠きながらも鎖場を何とか下り切る。
再び登山道を下るが誰も登って来ない。
あれよあれよという間に、登山口の神社へ下山完了 (笑)
もう一度冷静に、どうしたらスマホ探せるかを考えた。
・いつ来るか分からない登山者待つ?
⇒再度登っても、スマホのバイブ音聞こえるか?
・警察、消防団呼ぶ?
⇒スマホごときで、「殺人事件の証拠」が入ってる訳でもないのに、そんなのありえんやろ
・カネの力使って?
⇒費用対効果考えてせいぜい5万円まで、仲間でも頼めないね
そんな訳で、スマートフォン救出は諦める事にしました。
さあ、それはそれとして、スマートフォンをなくした事で、ワタクシ宛の連絡が付かないことをまずは伝えなきゃいけない。
まず、既に営業が始まっている会社。
これは、移転したけど電話番号変わっていなくて覚えているので、大丈夫
一番大事な家族。
携帯番号覚えてない
「家族の携帯番号覚えてない」
これ以外にあるある、なんじゃないでしょうか?
東日本大震災の時にも、同じケースあったそうですし。
そんな時は彼を探しました、ありましたよ、近くの郵便局の前に「公衆電話」。
ワタクシのカード入れの中にたまたま入れてあったテレホンカードが、まさかのここで生きる事に。
皆さん、公衆電話最後に使ったのいつですか?
(若い読者さんなら、使ったことない方もいたりして)
電話に出た、事務方の社員に山でスマートフォンなくした事と、携帯やLINEが繋がらない事を伝える。
スマートフォン落とした事を驚いていたが、早朝に山に登っていた事には啞然としていた
相方に連絡してくれたのも、非常に助かった
まだワタクシのスマホは生きているが、バッテリー切れでお亡くなりになる運命なので、法人で契約している携帯会社に、その後の対応や提案を聞いてもらって、公衆電話を切る。
それと同時に、一応警察にも届けておきたい。
(99%ないけど)もし、万が一にでも拾われたら、スムーズなので。
郵便局で聞いた近くの駐在所に行くが、留守
連絡先が書いてあるが、オレ電話持ってないし
どうやら管轄は館山警察署のようだ。
どうせどこかで書類書かされるんだろうし、行っちまった方が早いな、と18キロ離れた館山警察署へ向かう。
警察署で事情を説明し、山中で携帯電話か何か落とした事例がないか?聞いてみたが、全くない模様
道中昼飯を食べつつ、とりあえず会社へ向かう。
静かな時間だ。
スマホがないから、バイブ音が鳴らないのだ。
スマホがないから、LINEやメールを見ようがないのだ。
もちろん、電話も鳴らない。
思い返せば、ワタクシのスマホは、朝6時のお天気通知に始まり、営業メール含めた会社宛のメール、ニュース通知、LINE、各種SNS、チャットワーク…、としょっちゅうバイブ音がなっている。
仕事絡みだと、早々に内容を掴み対応したいので、いちいち見てしまう。
これを全くしない、いやスマホがないからできないのだ。
スマホをなくしアクアラインに乗るまでの数時間、スマホをなくした事はもちろん残念だが、ワタクシの気持ちはポジティブに変わっていた。
・スマホがないと静かだ~
・頭では分かっていたけど、オレはスマホにどれだけ支配されていたんだろう
・これに乗じて、しばらくスマホ生活止めてみようかなぁ
・スマホなし生活、やってみたら何気に面白そうじゃね?
・オレが滑って滑落しそうになったのをスマホが身代わりになってくれたのか?
・これを機に、ドコモ、auに比べて、山間部、僻地でいつまで経っても繋がらない「ク●バンク」からMNPしよう
※ワタクシの知らないところで、ご不便をおかけしていたら申し訳ありませんし、しばらくお時間下さい。
そんな訳で、スマートフォンがない事はもちろんですが、柔軟性が悪い法人契約から個人契約に戻し、MNPで他社に乗り換えてからの携帯とLINE復帰となりますので、よろしくお願いします。
携帯電話会社によると、4~5日かかるかもしれません。
ワタクシのお付き合いしている方は、「寺﨑さんらしいなぁ」と鼻で笑っていただける方ばかりですから、反応が遅れますが、それほど問題ないかと思います。
スマホがなくなって間もなく丸2日、おかげで静かな時間を過ごしております。
昨日朝電話してみたら、まだ生存してました
貴方も、スマートフォンについて考えて考えてみてはいかがでしょうか。
・どれだけ時間と労力を費やしているか?
・思考・志向・煽り消費にまで支配されていないか?
・各種アプリ、ホントにそれ必要?
・すぐに反応しなきゃダメ?即レスを求められて疲れてない?
二日間ガラケー、PCメール生活ですが、急かされ感なくて良いですよ
時代を遡ってますが、こっちの感覚の方が正しい気がします。
(スマートフォン紛失を機に、また立証実験しています)
最後にスマートフォン落として、あーしておけば、こーしておけば良かった、残しておきます。
【教訓】
・家族の携帯番号は覚えておくか、メモしておこう
・写真や動画データは自動的にクラウド化設定して、全部しきれない場合はマメにバックアップしよう
・電子マネーチャージは最小限にしておこう
・ID、パスワードはどこかに紙で保管しておこう
スマートフォンなし生活、満喫してますが、また元通りに戻っちゃうんだろうな
関連して、こんな記事も見つけたので紹介して終わりにしたいと思います。
「しんらいライフサービススタッフブログ」
「寺崎道弥 YAMAP」
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