みなさんのおかげさまで!

しんらいライフサービス株式会社 寺﨑道弥です。

 

 

 

新型コロナが蔓延して、「マスク」をするのが暗黙のマナーとなりました。

 

これほどまでに、これほどもの間、人々が「マスク」をしていた時代はなかったと思います。

 

この一年、「マスク」というフィルターを通じて、様々な人間模様が見えて来ました。

 

今日は、ワタクシなりに「マスク」から見える日本社会を書いてみたいと思います。

 

「たばこ」議論と一緒で、炎上しそうなネタですが(笑)

 

 

 

そもそも「マスク」の役割って何でしょうか?

 

本来は、飛沫防止と、口や鼻から空気中に舞う細菌をブロックする道具だと思います。

 

新型コロナ感染拡大防止、という意味では本質的に合っています。

 

それには、不織布マスクが妥当だとされています。

 

医療用のだと、日常生活に支障をきたすレベルみたいですし。

 

ワタクシも商店街や電車内、飲食店の中では不織布マスクをしています。

 

(めったに人とすれ違うことのない住宅街や、大自然の中では必要性ないからしません。)

 

 

 

しかし、これだけコロナ渦が長引くと、ウレタンや自作布マスク等が生まれ、女性の間ではマスクメイクがクローズアップされるなど、今や「マスク」はファッションの一部となってきています。

 

ウレタンや布制マスクは、「不織布に比べて飛沫拡散力が強く、防御力も2~3割落ちる」と言われています。

 

普通に考えてもわかりますよね。

 

これ、「防止」っていう本質からは、ズレてきていると思うんですよね。

 

 

面白い話があります。

 

この前、大鳥神社近くの山手通り沿いをマスクなしで歩いていたワタクシ、向こうから歩いて来る高齢女性に睨まれました。

 

「出た、融通の利かないマスク警察!」と思ってよく顔見たら、その高齢女性布マスク(笑)

 

「ちゃんとマスクして!」「わたしは正しい!」というお考えでワタクシを睨んできたのでしょうが、

 

「それなら不織布マスクして睨んでくれる?その主張、説得力ないぜ。」とニヤニヤしてしまいました。

 

何か言われたら、改めてマスクを着けた上で論破しようかと思ってましたけど(笑)

 

 

 

こういうの、アルアルだよね。

 

「コロナ怖い」言いながら、満員電車などの人混みへ。

 

「コロナ怖い」言いながら、布・ウレタンマスク。

 

「コロナ怖い」言いながら、手洗いしない。

 

「コロナ怖い」言いながら、アルコール液を指先(できれば爪の間)まですりこんでいない。

 

突っ込みどころ満載ね。

 

新型コロナ恐れるなら、ちゃんと恐れようね(笑)

 

 

 

「マスク」はお互いの感染予防の道具だったはずなのに、効果を無視したファッションになったり、「マスクするしない」で自己正当性を主張する道具になったり、同調圧力になったり、分断に繋がったり、酷いと刑事事件にまで発展したりして。

 

「マスク」を通して世の中を見ていくと面白いよね。

 

 

 

それから、最近では季節関係なくマスクをしている人がいます。

 

理由は「表情隠し」なんだとか。

 

分かります、花粉症のワタクシ、その時季はマスクをしますが、表情を悟られにくいので、変な安心感ありますよね。

 

対人コミュニケーションが苦手な人が増加している今、「表情隠し」にはマスクはうってつけなんでしょうね。

 

 

 

これ、ワタクシの価値観なんですが、(※今の時期除いて)公な場でマスクって失礼だと思うんですよ。

 

名刺交換の場でマスク。

 

舞台上の挨拶や講演会でマスク。

 

オンラインでマスク。

 

面接、面談でマスク。

 

古臭い人間かもしれませんが、マスク外さない人間は信用しかねるなぁ。

 

 

 

早くマスクなくなることを望みます。

 

「表情隠し」の慣れと「やっぱりコロナ怖い」で、マスクする人がいなくなることはないんだろうけど。

 

 

 

そんな訳(←どんな訳?)で、先週山中湖畔から登れる石割山に行って来ました。

 

神社の参道を登るルートでも、単独行でこんな階段続くのにマスクしてる中高年女性いましたよ。

 

きっと、何かの大会に向けて、自分を追い込みに来たんだろうけど(笑)

 

 

 
 
「マスク」なんか要らない世界に身を置けば、清らかな風や空気を感じられるよ。
 
貴方は濁流に身を投じますか?清流に身を投じますか?
 
 

 

 

個人名で、Facebook Instaguramもやってますので、検索してみて下さい。