秩父三十四箇所観音霊場巡り 第一日目(札所一番~札所九番) | ビルメンテナンス マンション管理 リフォームの しんらいライフサービス 社長 寺﨑道弥のブログ

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しんらいライフサービス株式会社 寺﨑道弥です。

 

 

 

表題の通り、秩父三十四所観音霊場巡りを始めました。

 

「最近ブログ更新サボり気味なのは知ってたけど、霊場巡り始めるなんて、人生追い詰められてる?」

 

どこからか、聞こえてきそうな声です。

 

いやいや大丈夫です、そんな事ないですからウインク

 

前から、何となく秩父の札所巡りは、気になっていたんです。

 

 

日本百名山とか、日本四隅制覇とか、鉄道全線乗車とか、そういうのって、何か達成したくなるじゃないですか?

 

自分の中では、そんな位置づけ。

 

過去には、道の駅スタンプラリーとか、ご当地グルメスタンプラリーとか散々やってきましたわ。

 

他の方はどうか存じませんが、ワタクシの場合は申し訳ないですが、三十四箇所巡りは里山を歩きながらのスタンプラリー感覚です。

 

秩父三十四箇所巡りは、エリアが狭いので、せっかくですから車や自転車ではなく、前々からやるなら全部歩くと決めていました。

 

一人黙々と秋の空、自然、田畑を歩き、風土感を存分に味わう!

 

これが旅の真の目的です。

 

 

 

旅に出る前に、いくつか決めた事があります。

 

【秩父三十四箇所観音霊場巡りで決めた事】

・全て歩く

・なるべく旧道を通る

・タイムトライアルっぽく、早く廻ろうとしない(そうしたくなるタイプなので)

・天候が悪そうな日は行かない

・秋の里山を存分に楽しむ

・自分の中にいる、想像コロナ菌を出す

・ご朱印、納経はやらない

・お参りはするが、お願いは「道中の安全」程度とする

・巡った記録は、自転車巡礼用のQRコードスタンプラリーと写真で


↓こんなのでございます。




 

 

 

ワタクシの自宅から秩父へは、西武鉄道を利用します。

 

普通に運賃を払って行くのもいいのですが、金券屋で西武鉄道の株主優待乗車券が390〜450円で売られているので、これを使えば40%オフぐらいで玄関口の西武秩父駅まで行けます。

 

 

 

巡礼初日は9/29。

 

ワタクシが向かうのは、通勤通学の方々とは逆の西の山の方向、

 

まさに逆向き列車で行こう!

 

こういうのワクワクしますよね。 照れ

 

都心への通勤限界エリアの飯能で西武秩父線に乗り換えると、客層は一変。

 

吾野、芦ヶ久保界隈が目的であろう中高年のハイカーがチラホラ。

 

聞こえて来る話の内容は、ガンの治療の話し、奥さんが昨年亡くなって一人で山歩き始めた話、青春18きっぷでローカル線乗りに行った話。

 

内容はともあれ、中高年は皆さんは元気ですなぁ〜。

 

 

 

そんなこんなで、9時前に西武秩父駅到着。

 

早速札所一番「四萬部寺」へ向かおうと、次のバスの時間を見ると40分待ち。

 

あちゃー、だいぶ時間ロスだわニヤリ

 

歩くのもいいけど、バス待った方が早いし、初日は体力温存しておきたいからね。

 

段取りミスな自分にイラッとしたけど、「路線バスの旅」の太川陽介なら、十分許容範囲だろうから、いいって事にした。爆  笑

 

 

 

という訳で、札所一番近くのバス停到着。

 

もう一人降りる方が50代の男性がいて、目指す方向は同じでした。

 

5分ほどで札所一番「四萬部寺」着きました。

 

他の参拝者は、別々のご夫婦2組のみ。

 

まぁ、平日ですからね。

 

同じバスだった方、こちらで白装束一式を購入され、意気込みは本格的です。 

 

何か叶えたいとか、悩み多き方なのでしょうか?

 

ワタクシの服装は?というと、短パン、ポロシャツ、スニーカーで、温度調整と身軽さを重視しています照れ

 

最初のお参りして、いよいよ秩父三十四箇所観音霊場巡りスタートです。

 

 

 

【札所一番 四萬部寺】

 

 
 
 
札所二番真福寺までは、軽い山登りです。
 
同業者に挨拶しながら何組か追い抜き、舗装の山道を黙々と歩きます。
 
こうやって、下ばっかり見て黙々と歩くのいつ以来だろう?
 
いいな、こういうの心地良くて。
 
中学高校時代に旅してたときは、スマホなんてもちろんないから、旅の道中は誰とも話さず自分自身と対話する時間が主だった。
 
そんな旅をしていると、人の親切に敏感になるし、自分も他の旅人に優しくなれる。
 
そんな自分になれるから、旅が大好きになった。
 
「今日一日誰とも話してないなぁ」なんて思っていたら、駅そばのおばちゃんに話しかけられて、涙が出るほど嬉しかった事もあったなぁ。
 
今は、スマホでどこにいても捕まえられて、コミュニケーション取れるけど、孤独な人々が増え続けるのは何でだろうね。
 
 
舗装の山道を30分近く歩き、札所二番真福寺に到着。
 
結構汗だくに💦
 
 
【札所二番 真福寺】
 
 
 
小休止で水分補給してたら、彼岸花みーつけた!
 
これだよ、これ。
 
小さい秋みーつけた♪ってところだね。

 

 

 
真福寺から見る秩父市街地。

 

 

 
 
山の上にある真福寺からは、市街地方向への下りになります。
 
なるべく旧道を歩きたかったので、こんな道をあえて選んで下ります。
 
ちょっとした山道ですが、最高に気持ちいいですニコニコ

 

 

 
 
途中舗装路に戻っても、気持ちいい下り道が続いて、思わず軽いジョクになってしまいました。
 
歩くって決めたのに、イカンイカンウインク
 
こんな綺麗な川も荒川に向かって流れていきます。

 

 

 
随所に湧水が流れ、山の恵みで水分補給。
 
あー、幸せ照れ
 
味は普通でしたが。

 

 

 
標高を下げて里に来て、ここからは市街地を通るルートとなります。
 
 
 
【札所二番 納経所光明寺】

 

 

 
早速良い言葉に出会いました。
 
このコロナ時代にぴったりですよね。
 
ワタクシも言い続けてますが、みんなこの騒動の本質を見ようとすることから逃げて、報道に踊らされ過ぎ。ニヤリ

 

 

 
 
【札所三番 常泉寺】

 

 

 
ここでも、ありがたい話をいただきました。
 
神社仏閣巡りの良さは、凛とした空気感で気持ちを引き締め、良い言霊に触れる事だと思います。

 

 

 
彫刻が素敵な観音堂

 

 

 
 
札所巡りの道中には、こういった石碑が随所にあり、迷うことは無さそうです。

 

 

 
 
心地良い風が吹き抜ける荒川を渡ります。
 
やっぱりね、駆け足の旅は記憶に残らないから、出来る事なら、旅は歩きか自転車がいいよね。
 
(元チャリダー大いに語る爆  笑)

 

 

 
 
【札所四番 金昌寺】
 
 
 
石仏が1319体もあるそうです。

 

 

 
お寺の裏山にもずらーっと。

 

 

 
観音様、お地蔵様、表情も様々。
 
ワタクシに似てる石仏は見つかりませんでした。

 

 

 
こんな凄い所なのに、全然知られていないのですね。
 
この通り、インスタ映えするよ。
 
秩父へ行く事があったら、是非立ち寄ってみて下さい。

 

 

 
残念ながら、首を落とされた石仏も多数あります。

 

 

 
偶像崇拝禁止の頃に、各地で石仏の首が斬り落とされたそうで、たまに見かける事あります。

 

 

 
こんな岩陰にも。

 

 

 
草に埋もれても、優しいお顔をされていました。

 

 

 
周囲を山で囲まれた秩父盆地には、厚い信仰の文化があった事を感じます。

 

 

 
これだけの首が斬り落とされていると、ちょっとショッキングですよね。

 

 

 
本堂です。
 

 

 

 
金昌寺の説明書き

 

 

 
西国三十三観音もいらっしゃいました。
 
この旅でも忘れられないお寺さんでした。

また来たいと思います。

 

 

 
 
田畑の中を黙々と歩きます。
 
2時間以上歩いていると、頭の中がぼーっとしてきて「無の境地」に達していきそうです。
 
「無の境地」こそ、究極の快楽って、誰かが言ってたなぁ。
 
そりゃそうです、何も考えてないんだから、喜びもないしストレスも無い。
 
 
 
【札所五番 語歌堂】

 

 

 
ポツンとあるこじんまりしたお寺さんでした。

 

 

 
 
 
ここからは横瀬駅方向に向かって、武甲山を望みながら歩きます。

 

 

 
 
この道、車で通ったことあるわ。

 

 

 
そろそろ収穫期ですね。
 
今年のお米の出来はどうだったのでしょうか?

 

 

 
 
ルートから少し外れますが、寺坂棚田にも寄ってみます。

 

 

 
以前、農閑期にも来ましたが、有名な「棚田」を想像して来ると、「ん?どこが棚田?」って地味な棚田です。

 

 

 
三菱のセメント工場が邪魔だけど、武甲山をバックに。

 

 

 
「棚田」と分かりそうな全景。

 

 

 
かかしとさよならして、次の札所を目指します。

 

 

 
 
道中、蕎麦畑もありました。
 
蕎麦もそろそろ収穫期ですね。

 

 

 
 
【札所七番 方長寺】

 

 

 
 
行程上、六番と七番が前後します。
 
 
 
【札所六番 ト雲寺】

 

 

 
 
六番から八番西善寺へ向かう途中、ぶどう畑を通ります。
 
ぶどうもシーズン真っ只中ですね。

 

 

 
 
西武秩父線をくぐり、小高い丘に登ります。
 
 
 
【札所八番西善寺】
 
 
 
見事なカエデの木がありました。

 

 

 
紅葉したら、絵になるだろうなぁ〜

 

 

 
 
朝10時前に歩き始め、ランチ休憩無しで歩き続けます。
 
秋の心地良い日で、少し疲れてくると、より穏やかな気分になってきます。
 
日帰り巡礼のモデルコースだと、九番で打ち切る事を勧めています。

 

 

 
 
【札所九番 明智寺】

 

 

 
 
さて、まだ15時前。
 
打ち切るか、進むか?
 
十番に行く体力はあるんだけれど、十番 → 十一番と進めてしまうと、最寄駅から遠くなって帰り遅くなるし、息子のお風呂があるから、今日はここで打ち切る事に。
 
 
横瀬駅まで6分程度歩いて、第一日目終了。

 

 

 
 
横瀬駅へ向かうと、下り列車とのすれ違いで、ちょうど上り列車が待機中でした。

 

 

 
 
この日の歩数は正確かどうか不明ですが、iPhoneによると、こんな感じです。

 



 

秩父三十四箇所霊場観音巡り、第一日目いかがだったでしょうか?


次回に続きます。

 

 

 

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