みなさんのおかげさまで!
しんらいライフサービス株式会社 寺﨑道弥です。
先日暇つぶしで見ていたツイッターで、「うーん、なるほど」と感じた投稿を紹介します。
【原文そのまま】
私の息子は知的障害を伴う自閉症児です。
息子が中学生のとき、「一人で買い物ができるようにお金の計算をマスターさせよう」と親として必死になっていました。
そんなとき、特別支援学級の担任から次のように言われました。
「大切なのは、誰かに助けを求められること。
何でも自分一人の力でできるようにならなくてもいいです。
財布を広げて『僕はお金が分からないので取ってください』と言えば、店の人が助けてくれる。できる人に頼ることも自立の形です」
息子は現在19歳ですが、計算はできません。
しかし、一人で買い物をし、切符を買い、外食をすることもできます。
なぜそれができるのかというと「僕は計算ができないので、このお財布から取ってください」とお店の人にお願いしているからです。
親亡き後のことを考えると、誰かにSOSを出せる勇気を持たせたいので、これを続けさせています。
何を感じましたか?
ワタクシは、ここが心に刺さりました。
「大切なのは、誰かに助けを求められること。」
「できる人に頼ることも自立の形です。」
そうだよ、もっと人に助けを求めていいんだよね。
「自己責任論」ばかりが叫ばれ、押し付けられ、日本社会の空気は病みまくっています。
貴方のいるコミュニティも病んでいませんか?
ワタクシ達が忘れていることは、「時に人に助けを求めてもいい」という事ではないでしょうか?
もっと「助けて!」って言ってもいいんだよ。
日本人は、ワタクシ達が思っているほど、冷たい人達じゃないんじゃないかな。
杖を突いて、やっとの思いでお年寄りが電車に乗ってきたら、スッと席を譲るよね。
外国人に道を聞かれたら、言葉通じなくても、身振り手振りで一生懸命伝えるよね。
災害があれば、「何かできることないか?」って、真っ先に考えるよね。
ワタクシも、旅を通じて、飲食や宿の提供、「頑張ってね」という声がけされたりして、人の情けにたくさん触れてきました。
ワタクシ世代は「ロスジェネ世代」と呼ばれ、今何かと注目を浴びています。
それを今更国の方針として、正規社員としてこの世代を雇おうとか、ふざけてるよね。
ワタクシ世代は、新卒で多くの人が正規社員として就職できない経済状況でした。
「景気が良くなったら正社員として就職し直そう」と皆考えていたのですが、景気が良くなれど、大手企業中心に既卒には見向きもせず、当時の新卒中心に採用活動をしたのです。
経済状況が良くなかった、新卒じゃない、それだけで大手企業を中心に、行政からも救済される事なく切り捨てられたのです。
「これは自己責任」と押し付けられ。。。
新卒志向の強い世間は、就職氷河期世代にはとてつもなく厳しかったのです。
自ら就職活動のレールから降りたワタクシの場合はちょっと違いますが、夢破れて数年後に就職しようにも、相手にされなかった悔しさは忘れませんし、それが今の「弱者救済」というワタクシの公私のテーマに繋がっているのです。
強者のクセに、弱者こ心が分かろうともせず、いじめるヤツが許せないんだ。
強者が、弱者を食い物にする仕組みが許せないんだ。
話それちゃいましたね。
今必要なのは、「自己責任論」を少し忘れて、勇気を持って「助けて」って言うことなんじゃないかな?
「助けて」って、みんなが言う、言っても大丈夫なムーブメントが起こるといいよね。
日本人は、日本社会は、みんなが思っているほど冷たくないし、実は優しいと思うんだ。
ワタクシも貴方も少しシャイなだけだよ。
今日も良い一日を!
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