みなさんのおかげさまで!
しんらいライフサービス株式会社 寺﨑道弥です。
頭の中がまだGW10連休なのか、今月は真っ当な記事を書いていません (笑)
昨日、「遊んだネタばっかり書くな」って、旧友から突っ込まれました
というわけで、令和初の真面目なネタ書きます。
時代が令和へ変わり、「ハッピー令和!」気分でお祭騒ぎだったわけですけど、ワタクシは個人的に平成同様に、令和も最低10年は良い時代になるとは思っていません。
もちろん、「良くしたい」「良くなって欲しい」と願ってはいますが、いち零細企業社長ごときでは、残念ながらできないことだらけでなのであります。
普通に考えれば、日本にとって良い要素が見付かりません。
【社会的要素】
・少子高齢化、人口減
・核家族化から単身へ
・空家問題
・年金問題
【政治的要素】
・政治への無関心
・右傾化
・強力な野党不在
・憲法改正
・国の借金問題
【経済的要素】
・資本主義経済の歪みと行き詰まり
・大手企業の減速
・内需減
・増税による可処分所得の減少
・輸出、インバウンド頼み
思い付いたものだけ挙げても、これだけあります。
人間っていうのは、良い事よりも悪い事の方が目がいきがちというのもありますけど。
昨今気になったニュースはこちら ⇒ 「終身雇用難しい」トヨタ社長発言でパンドラの箱開くか
誰もがわかっていたことですが、ついに本音言っちゃいましたね (笑)
経団連を代表する会社の社長が言ったのですから、これからそういう流れに確実になります。
45歳50歳になると、能力も意欲も使える社員と、最早終わっている社員の二手に大きく分かれます。(当社にはいませんけどね)
貴方の会社や取引先にも、もう終わってるか、そもそも無能な中高年社員1人や2人いますよね~。
「オマエなんかやめちまえ~」って、超ワンマン社長が解雇宣告できちゃう中小零細企業に比べて、保守的で事なかれ社員ばかりのサラリーマン社長な大手企業ほど、ホントは辞めさせたいけど辞めさせられないんですね。
そうすると、「オマエもういらないんだけど解雇できないから、退職金上積みでお願いだから辞めて」って、こういう手を使うわけです。
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東京商工リサーチのこの記事 2019年「主な上場企業の希望・早期退職者募集状況」調査
(不況期に入りましたから、きっと下半期から早期退職の流れ激増しますよ。)
それでも辞めてくれないと、関連会社へ左遷とか、影で弁護士や社労士に指南されて、「追い出し部屋」みたいなことに手を染める。
大手企業ほど本音では、最早戦力外の社員をバンバン解雇したくてしょうがないんだけど、こんな手使って形式上は自主的に辞めてもらうことしかできないんだから、さっさと解雇規制を緩和しようと私は以前から言っているのです。
解雇規制を緩和して雇用の流動化が進んだ方が、無能で終わっている社員を働きに見合わない金額で雇用し続けるより、そのお金で有能な人にチャンスが回るので、会社にも社会にもプラスだと思うのです。
労働者にとっても、その会社では無能で終わった存在かもしれなくても、会社や仕事を変えることでまた輝きだす可能性だって高いと思いますよ。
なかなか社員を解雇できないから、好況不況の調整弁として史上最高に非正規労働者比率が上がってるわけですから、解雇規制を緩和すれば「正社員をもっと雇おう」という意欲も会社に生まれ、正社員比率も恐らく上がるのではないでしょうか?
(繰り返しますが、解雇の乱用には反対ですよ!)
ついでにこんな調査もご紹介しておきます。
ちょっと前になりますが、独立行政法人労働政策研究・研修機構の 「第 7 回勤労生活に関する調査」 によると、「終身雇用」を支持する割合が約9 割で過去最高なんだとか
解雇規制を緩和して欲しいと考える経営者と労働者の考えには、昨今大きな隔たりが生まれているようです。
経営者が「既存の取引先との取引量を守りたい」と願うのと同様に、労働者も「既存の会社で終身雇用して欲しい」と願うのは、同じ発想なのかもしれませんね。
上記に記したように、これだけの社会的、政治的、経済的な不安を抱えている国民なわけですからね~。
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