みなさんのおかげさまで!

しんらいライフサービス株式会社 寺﨑道弥です。

 

 

 

一昨日の話ですが、銀行から営業電話がかかってきました。

 

銀行員が異動になり、帝国データや商工リサーチの情報使って、新規開拓始める時期ですね。

 

その銀行とは、昨年3つの銀行が合併した第二地方銀行とメガバンクのM銀行です。

 

メガバンクは3つとも、頭文字「M」銀行だけどね (笑) ← これとある方の持ちネタ

 

 

信組、信金、第二地方銀行が当社に営業に来るのはまあいいんですけど、メガバンクがこんな中小零細企業を新規営業先とするなんて…。

 

メガバンクはロットの大きい融資を扱いますから、100万1,000万単位の融資なんて基本的に扱いません。

 

基本的には、当社の事業規模ではターゲットになり得ません。

 

融資の審査や手続きは、100万だろうと1億だろうと一緒ですから、1億融資してその金利をはねた方が効率がいいじゃないですか。

 

それがメガバンクの融資スタンスです。

 

 

メガバンクが零細企業にまで融資ターゲットを拡大しようとする理由は何か?

 

もう、安定感のある零細企業ぐらいしか融資先が無いからですよ。

 

銀行が不動産への融資の引き締めを始め、貸出先が無くなり、最後に零細企業が融資ターゲット先となる。

 

言い換えれば、本来大手企業に大きい融資をするのが仕事のメガバンクが、零細企業にまで下りて来ないと、融資先が無いということ。

 

「もう貸出先ないから、次のターゲットは中小零細企業だ!」ってね。

 

中小零細企業相手にする銀行は、せいぜい第二地方銀行までなのにだよ。

 

 

銀行は企業に融資して、金利をはねるのが本業です。

 

企業は融資を受け、設備投資して新たなモノを生産します。

 

企業にとってお金は「血」ですし、銀行は企業に「輸血」するのがお仕事。

 

「輸血」を止めれば、どうなりますか?

 

メガバンクが零細企業に下りて来るということは、大手企業への「輸血」が止まり始めているということ。

 

これは何を意味してるの?

 

 

スルガ銀行、レオパレス事件以降、不動産への融資が一気に引き締められました。

 

バブル経済崩壊、リーマンショック、不動産融資への引き締めの結果です。

 

さあ、どうなる?

 

こんな視点からも私は「日本経済は下降線だよ」と言い続けているのです。

 

「じゃぁ、景気が悪くなれば貸出金利を下げて、新たな投資を促す」という金融政策が取れるのですが、既にゼロ金利継続中ですから、私の知り得る範囲では、もう打つ手がないのです。

 

(これ、中学の社会科で習ったでしょ?)

 

だから、「とんでもない大不況来ますから、備えましょうね」と言っているのです。

 

 

 

 

「銀行取引」ネタは、何故かアクセス増えるんだよなぁ。

 

4年前に書いた記事が、いまだに安定的にアクセスあるし。

 

銀行取引で聞きたいことあれば、ダイレクトメッセージ下さい。

 

別会社で資金調達苦労した経験ありまから、比較的強い方だと思います。

 

ここでは書けないことだらけだけど (笑)

 

 

良い一日をお過ごしください!

 

 

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