みなさんのおかげさまで!
しんらいライフサービス株式会社 寺﨑道弥です。
ギックリ腰をここで発表して数日、まさかっ!って方から「ギックリ腰大丈夫ですか?」って、お声かけいただきます。
結構、このブログ見てらっしゃるんですね。
さて、今日は連帯保証の話です。
「連帯保証」って怖いですよね。
良かれと思ってお付き合いで知人の連帯保証したら、その知人が債務を返済できなくなり、連帯保証債務を肩代わりする羽目になり、頑張って貯めた貯金や不動産を手放した、なんて話はよくあるそうですね。
連帯保証は、例え親兄弟でもそうそうやっちゃいけません。
「大丈夫」って思っていても、その方が亡くなったりしてしまえば、連帯保証人に債務請求が来ます。
「連帯」保証ですから、連帯した側も同等ということです。
これ、心から理解できていないから、安易に連帯保証人になってしまうわけで。
1,000万の借金の連帯保証をするのなら、自分も借金を1,000万したと思わないとダメです。
「連帯保証は要警戒!」とは、このような言い方もできます。
印鑑証明書を取って、実印を押す行為は要注意!です。
印鑑証明書と実印を必要とする場面は、一般的には車や不動産の購入、会社登記、銀行借入などでしょうか。
その契約行為がより重みを必要とするから、認印じゃなくて「実印+印鑑証明書」になるわけで。
相手方が、印鑑証明と実印を契約時に求めるという事は、債務返還がなされなかったときに、裁判で訴えても負けない証拠書類を残したいからです。
中小企業社長は、何もかも会社の連帯保証をします。
銀行からの借入はもちろん、コピー機や社用車のリースだって、連帯保証します。
覚悟を決め、腹が据わってないと、中小企業社長はできません。
だからでしょうか、良くも悪くも曲者ぞろいなのです (笑)
借入金額が大きいほど、人間的にも魅力的な傾向がなぜかあります。 ←オレ調べ
私が思う魅力的な社長のほとんどは、連帯保証行為をしています。
長期的なビジョンがあり、短期的な業績を追いかけません。
これが、上場企業だとどうでしょう?
悪い事ばかりしてる上場企業が多いのに、社長は信用されているようで、なぜだか上場企業社長は一般的に連帯保証をすることはありません。
サラリーマンの熾烈な出世レースで、最後に社長に上り詰めることができたご褒美が「連帯保証免除」なのでしょうか?(笑)
こういったサラリーマン社長のほとんどは、連帯保証行為をしていないからだとは言えないものの、魅力的な社長って少ない。
自分の任期を全うするだけの「繋ぎ」と思っていますから、長期的なビジョンを描くより、「自分の功績はこれ」っていう短期的な業績に走りがち。
※そうじゃない方もいますよ。
(社長の定期交代制度が、上場企業を逆に弱くしてると思いますが)
私は社長を観察するとき、「この社長、会社の連帯保証してるかな?」って見方をついついしてしまいます。
「腹の据わり方すげー」って人から、「あー、事なかれで任期過ぎるの待ちだな」ってな感じで。
そうやって見ていると、中小企業の連帯保証を通じて、腹を据えて経営するというのは、世間で思われているほど悪くはないものです。
(もちろん、倒産までいっちゃうと辛いものがありますが)
世間一般のサラリーマンでは、決して見ることの出来ない世界や、精神的なステージに行くことができますからね。
もし、貴方がお勤めの会社が中小企業だったら、社長さんは良くも悪くも独特のキャラじゃありませんか?
そのキャラは連帯保証というプレッシャーから育てられたキャラなのかもしれませんね~ (笑)
今日も良い一日をお過ごしください!
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