みなさんのおかげさまで!
しんらいライフサービス株式会社 寺﨑道弥です。
3連休に食事や洗い物担当したら、手が荒れました。
関節に赤切れが出来て、カサカサ。
肌から脂っけが抜けて、もう若くはないことをまた感じたここ数日でございます。
さて、今日の本題です。
「XX社、店舗の〇割を削減。希望退職○○人」という報道を見かけることは珍しくなくなってきました。
こちらをご覧ください ⇒ 「不景気.com国内リストラ」
協和発酵、ニチイ学館、カシオ、エーザイ、アルペン …。
あれっ?聞いたことある会社いっぱいですよね?
「大きい会社は安定してる」「大きい会社は潰れない」んじゃなかったけ? (笑)
「業績が安定しなくて」、「このままいったら潰れてしまう」から、退職金上乗せしてまでリストラするんじゃない?
しんらいライフサービス、来月で30周年ですけど、前代表時代も私もリストラしたことありませんよ。
私から言わせると、大きい会社ほどドラスティックに人員削減しなければなりませんから、あの手この手で時にえげつないこともしてきますからね。
(私は労働運動もしてましたから、困った時はサポートしますよ~)
そして、いつも疑問に思うのが、リストラ候補の人員削減の対象年齢が「40歳~」とか「45歳~」であることです。
まだまだヒヨっこの20代をリストラ対象とすればいいのに、一番脂乗ってる40代戦力をなぜ?って思いませんか?
勘の良い方はわかると思うんですが、人間って概ね40歳過ぎると、変化を嫌うようになり、保守的になってきて成長が止まるんですよ。
「この人、この辺が成長のピークかなぁ」ってね。
人それぞれですけど、「一般的に」という意味ですよ。
「革新」意識の高い私でも、過去に比べると保守的で安定志向になってきていますから、自らを「老害」と公言して意識してますもん。
権力は絶対的に腐敗しますから、「定期的な社長と役員交代もアリだ」って思って、社内公募してますもん。
これらの大手企業が40代以上をリストラ対象としている理由は、「給与が高くなりつつあり、変化を嫌い、成長が止まりつつある社員が多い世代だから」です。
「変化を嫌い、成長が止まりつつある社員」が増えていくと、会社も「変化を嫌い、成長が止まって」しまいます。
プロ野球選手で例えてみると、今ピークを迎えている35歳の選手に1億出すより、まだ伸びそうな28歳の選手に1億出す方が、費用対効果を期待できるじゃないですか。
30代1億の選手ばかりになって、チームが変化を嫌って伸びなくなっていくより、20代の期待できる選手に分配して変えていく方が合理的という判断になります。
今日本で起きている問題の多くの根源は、上がつかえて代謝が起こりにくい構造になってしまっていることです。
変化を嫌い、既得権益を守ろうとする勢力が、自然な代謝をも止めてしまう。
会社も、学校も、スポーツ界も、政界も、町内会も。。。
貴方の周りにも、そんな組織ありますよね?
※もちろん、ベテランならでは、ベテランでしかできない、味わいのある知恵や経験を授けてくれるのは大歓迎なんです!
日本の労働者は、他国から見ると、過剰とも言える「解雇規制」で守られています。
その一方、これだけの名だたる会社が、日常的にリストラを進めているのが実情。
それは、日本の雇用慣行をもう守れない環境だから。
貴方の会社にいるであろう、一日何やってるか分らない社員を雇う余裕はもうありません。
もちろん、終身雇用だって守れません。
リストラされたら、「住宅ローンが!」「子供の養育費が!」って会社に文句言っても、最早筋違いということも意識しとかないとね。
住宅ローンで家買うのを決めたのは貴方だし、子供を作ったのは貴方だし、会社ではないから。
会社に貴方が期待しすぎてるだけ。
私、社員に言いますよ。
「会社なんかに期待するな!」「会社はお金を稼ぐ手段にすぎない!」ってね。
会社からリストラ対象とされず、会社から守られる社員となるには、「稼ぐ社員であること」はもちろん、「変化していける社員であること」が必須条件でしょう。
過去の栄光に縛られず、「より良くしていくにはどうしたらいいか?」をいつも考えている。
不平不満・文句ばかり言ってその場に立ち止まり、解決方法を模索していないフリーライダーは、いずれお荷物となるのです。
その会社でだけじゃなくて、社会からもね。
業界アルアルですが、50代で管理員や警備員しか仕事がないのは、まさにこのタイプが多いんです。
そろそろ、大手企業の大リストラ時代また来ますよ。
そうならない社員となるためには、
・いつも目を外に向ける
・未知の世界に行ってみる
・何か誘われたら、ご縁だと思ってとりあえずやってみる
ようは「こいつ、これからの会社の成長に必要な社員だよな。だから残そう。」って思われること。
いつものルーティーンを止めて、生活に変化を付けて、自らに刺激を与えて変化していくしかないんです。
仕事人としてより、まずは人として。
「強いものが生き残る」ではなくて「変化したものが生き残る」んですから。
良い一日をお過ごしください!
「しんらいライフサービス株式会社HP」
http://www.shinrai-ls.co.jp/
当社が運営会社です。「管理費削減110番」
http://kanrihi110.com/
「しんらいライフサービススタッフブログ」
http://www.shinrai-ls.co.jp/blog/