みなさんのおかげさまで!
しんらいライフサービス株式会社 寺﨑道弥です。
今朝は目黒駅から会社までの通勤ルートを変えてみました。
某コーヒーチェーン店の前を通ったら、2人の開店待ちのお客が。
時計を見ると、6:47。
店の営業時間を見ると、7:00~。
この寒い中、あの某コーヒーチェーンの10分以上開店待ちするって
コーヒー無料デーでもなく、開店待ちしないと座れない程混む店でもなく、あの行動には理解できませんね。
某コーヒーチェーンの開店時間が待ち遠しくて並んでしまう、熱狂的ファンということにしておきましょう。
さて、今日は永遠の議論のテーマである「資産家はハッピーなのか?」ということについて書いていきます。
最初に結論を言ってしまうと、「資産家も低所得者も考え方や工夫次第で幸福度は同等になる可能性があります。」
ちなみに誰もが夢見る、「宝くじの高額当選者のその後」という調査記事を読んだことがあるのですが、高額当選で高級車を買ったり、家を買ったりという話はもちろんありましたが、ほとんどの人が宝くじ当選前の生活スタイルに戻っていたんだそうです(笑)
最悪なの人は、お金の力に本人だけじゃなく周囲も踊らされてしまって、逆に不幸になってしまったケースです。
話戻して、私が子供の頃から感じていた、世の中に何となく蔓延している価値観があります。
「収入額や資産額によって、幸福度が比例していく」ということ。
例えば、
年収200万 幸福度1
年収400万 幸福度2
年収600万 幸福度3
年収800万 幸福度4
年収1千万以上 幸福度5
みたいな。
この根拠無き裏づけと連動していたのが偏差値だったように思います。
オレは、偏差値50以下だから幸福度1、キミは偏差値60だから幸福度3、アイツは偏差値70だから幸福度5の人生になるよな、みたいに。
全然そんな事ありませんが、オトナ達からそういうバイアスをかけられてきたのが私達世代です。
世の中に出てみると、確かに偏差値が高かった人は高収入の傾向はありますが、連動して幸福度が高いか?というとそれは人それぞれ。
偏差値が低かった人が低収入の傾向はありますが、連動して幸福度が低いか?というとそれは人それぞれ。
はっきり言ってしまうと、本人の物事の感じ方と心の持ちようで幸福度は変わります。
資産10億以上の資産家を何人か知っていますが、多くの人が思うように幸福度が高いか?といえばそうでもありません。
資産家の頭の中には「税金や相続で資産を減らしたくない!」という考えが当然あります。
その心配が日常をずっと支配して、幸福度を下げていることも多いんです。
先日、同窓会で地主系資産家の同級生と話をしましたが、彼もお金には困っていないようですが、「アパートの入居率が」「修繕費が」「相続が」って気にしてまして、決してハッピーそうではなかったな。
資産家の中には、こんな人もいます。
もっと資産を増やそうと事業や投資を拡大して忙しくなって、資産を増やして、また忙しくなって…。
「資産を増やして、豊かなくらしを」というより、資産額という数字を大きくしていくことが、人生の最大の目的になってしまっているように見えます。
果てしない、自分と他人との欲と数字のレースです。
そういう方は、きっとビルゲイツより資産額が少ないから、納得いかないんでしょう(笑)
資産10億以上ありながら、私に向かって「寺崎さんはいつも楽しそうでいいよね」って言う人だっています。
かつてのサラリーマンは、「出世して、収入上げて、家族を幸せに!」が働く大義名分でした。
そう信じられていましたし、いわばそれが常識でした。
しかし、これが「出世しなくていい、収入はほどほど、家族が一番」そんなふうに変化してきています。
これは企業業績が伸び悩み、過剰なノルマ主義とブラックな空気が職場に蔓延して、「時間と心をすり減らしてまで、たくさん稼ぐことが幸せなのか?」と変化してきた表れでしょう。
「みんなに合わせてと同じ虚像の幸せを目指さなくても、僕は僕でありたい」
私達世代以下では、そんな時代に入ってきているんです。
若い人達を中心に「お金は程々でいいから、自分の時間や趣味、家族を大事にしたい」という考え方も底上げされつつあります。
個人的には、その価値観をめちゃくちゃ支持しております。
こんな考えが「底上げされつつある」ということは、あと10年後には圧倒的な考え方になるかもですよ。
「寝ずに働いて稼いで、高い物買って、高い物食べることが成功者」なんて言ってたら、「昭和な人ですね~」なんて冷ややかに若者に見られちゃいますよ~(笑)
誰かが決めた幸せじゃなくて、僕の幸せ、貴方の幸せ、ちゃんと目指そうね!
今日も穏やかな一日をお過ごしください!
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