決断する訓練 | ビルメンテナンス マンション管理 リフォームの しんらいライフサービス 社長 寺﨑道弥のブログ

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零細企業ながら安定した経営をしております。
社長が何を考え、何を大事にしているのかを発信し、ご理解いただきたいと思っております。
また、12歳から始めた旅をいまだに止めることが出来ない「旅バカ」として、旅好きな方向けに濃厚な情報をお届けします。

みなさんのおかげさまで!

しんらいライフサービス株式会社 寺﨑道弥です。

 

 

 

我が社の特徴の一つは、社員に「仕事を任せる」こと、社員からすると「仕事を任せてもらえること」のようです。

(※過去の何度かの聞き取り調査より)

 

本部社員に「ウチの会社の良い所教えて?」って聞くと、決まって「裁量を与えてくれる」「任せてくれる」って話が出ます。

 

でもね、私は話半分で聞いてます。

 

プラスに捉えてもらえれば、「任せてもらえてありがたい。」

 

マイナスに捉えられると、「全部丸投げしやがって!」

 

ってことでしょ。

 

物事って、表裏一体じゃない?

 

 

 

ウチの社員には、伝統的に同業他社以上の裁量があります。

 

私がこの現場は時給いくらで求人出すとか、何人で作業するとか、工事でいくら利益取るとかまで、基本的に口出しはしません。

 

関わるのは、政策的な値決め決定や大きな方向性ぐらいです。

 

それも、私が先に示すのではなくて、社員に「どう考える?」「どうしたい?」って聞きます。

 

社員:「○○ですかねぇ」「○○と思います」

 

私:「よし、オレの感覚と合ってる。それでいこう!」

 

こうやって、日頃の決め事を進めています。

 

私と何度もすり合わせていくと、99%答えは同じになっていきます。

 

 

人間って、自分の考え通りのことには意欲的に取り組むものです。

 

反面、自分で何も決められなかったり否定されたりすると、やる気を削がれます。

 

こうやって決断する訓練をしていくと、社員が考えて自ら決めて自ら行動するようになっていきます。

 

 

 

「ウチの部下は何でも聞いてきやがってさぁ」って方に、言い方変えて伝えますよ。

 

「○○についてどう思う?」って部下に聞きます。

 

そして、部下の率直な考えを引き出し、それに共感・承認するスタンスで回答します。

 

※さすがに真っ向否定はいけませんが、論理的にお互いの考えをすり合わせていくイメージで。

 

その承認が、部下の自信につながります。

 

誰しも本当は自分で考えて決めたいのではないでしょうか。

 

自由と裁量と責任、これぞ人間的成長には不可欠です。

 

それから、決断の早さこそが経営スピードですから。

 

 

任せて、見守って、フォローして、っていうのが自立への近道です。

 

もう、私が連帯責任請負業の価値しかなく、会社のお荷物になる日は近いのです。

 

 

 

良い一日をお過ごしください!


今日の記事のイケてる度★★★ 星3つです。

 

 

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