「旅を止めたら、死んでも死に切れない!」
ホントの職業は「旅人」寺﨑道弥です。
東京生まれ、東京育ち、今は東京で会社経営する私が、日本のいい所をご紹介します。
昨日は、毎度毎度の気まぐれドライブしてきました。
自宅を出たのは朝7時、各高速道路はもう渋滞が始まっていたので、青梅街道を西へ西へ。
都内近郊の方はご存知の「青梅街道」って、新宿から武蔵野を縦断して青梅、途中でR411の表記に変わって奥多摩、最後は山梨県の塩山まで行く道路なんですね。
通り飽きている奥多摩湖はスルーし、まずは丹波山村の道の駅へ。
川遊びができて、温泉も併設されている山間の道の駅なのですが、奥多摩湖ルートか大月ルートからしかアプローチできないので、観光バスなんて来ません。
お盆も近いのに、まだ巣立ってない!
このR411は中央道の渋滞時の回避ルートとして使いますが、柳沢峠をサラリと走り抜けるだけで、そこからまた外れた集落に行ってみたかったので、一ノ瀬集落に立ち寄ってみることに。
バス等の公共交通機関はなく、自家用車か塩山からはるばるタクシーを呼ばないとたどり着けない集落です。
最近、廃村、廃集落巡りに興味を示し始めているワタクシです。
肝試しとか、そういう冷やかしじゃなくて、「どんな理由で、どうやって入植して、何作って、現金収入はどうやって得て、どんな暮らししながら大人になって、子供たちはどこへ行っちゃったんだろう?」とか妄想するのが楽しいんです。
見方変われば、そんなオレも冷やかしか (^^ゞ
小中学校があったという事は、子供もそこそこいて、それだけ必要性があったということ。
もちろん廃校になって、草刈するぐらいで放置されてます。
集落を巡ると、ほとんど空家です。
洗濯物が干してあったり野菜育てたりして、数軒の営みがありましたが、あと10年も経てば廃村になりますね。
民宿か旅館だったのでしょうか。
人間は去り、代わりに蜂さんたちの天国です。
柳沢峠を越え、塩山で早めのお昼で寄った「平和園」
太麺の中華そばで美味しかったが、スープが少々ぬるかった。
甲府盆地の熱波の中、桃やぶどう畑を抜け、標高を上げます。
山間ドライブ、峠越えをすると避けては通れないダム。
ダムカード集めていたら、相当な数集まってるはずです。
夏山もいいですね~。
標高を上げて目指したのは、日本林道最高点「大弛峠(おおだるみ)」です。
学生時代に自転車で、日本の四隅(宗谷・納沙布・波照間・与那国)と富士山頂、国道最高点麦草峠(当時、今は渋峠)、車道最高点乗鞍畳平、は制しているものの、ここだけは来られていませんでした。
山梨側からは、オール舗装です。
甲府盆地は35度前後あったんでしょうけど、峠では19度でした。
同じ道をまた下るのも嫌だったので、そのまま長野側に下る事に。
大弛峠の長野側は「ガレている」と話では聞いていましたが、林道というより河原を走ってる気分 ^^;
峠道や林道走り慣れてない方は、バイク自転車車問わず絶対に止めて下さい。
私の林道走破の歴史の中でも、ベスト3に入る走り難さと、尖っている石だらけで、パンクのリスク大でしたから。
とは言いながらも、下まで降りてくるとこんな清流が。
ここ千曲川の源流のようです。
これだけ綺麗だと、そのまま飲んでも問題ないでしょうね。
里まで下りてくると、そこはレタスの産地として有名な長野県川上村です。
農家一戸当りの年商2,500万円とも言われ、金持ちの村として知られています。
夏の都内で流通する朝採れレタスの産地を見ると、長野県川上村産か群馬県昭和村産が多い気がします。(こういうところかなり主婦なワタクシ)
レタス旨みがたっぷりの時間=夜明け前から収穫し、直送店では午前中に芯が真っ白なレタスを店舗に並べていますよね。
旬のレタス、食べてますか?
旅の終わりは、瑞牆山(みずがきやま)を横に眺めながら、帰京です。
良い一週間をお過ごし下さい!
今回の旅のイケてる度 ★★★ 星3つです。























