みなさんのおかげさまで!
しんらいライフサービス株式会社 寺﨑道弥です。
「企業 不祥事」でYahoo検索してみました。
出てくる、出てくる( ̄Д ̄;;
記憶の新しいところでは、
「みずほ銀行不正融資事件」
「阪急阪神ホテルズ食材偽装」
「東京電力の数々の隠蔽工作」
「JR北海道の数々の不祥事」
どれもここ一か月の話ですね。
どこも、誰もが知る、名のある有名企業。
「しんらいライフサービスです。」って言っても、名がないから誰も知るはずがない (^_^;)
これらの会社の投資家向け資料を見ると、必ず
「法令を順守し」
「コンプライアンスを順守し」
「企業倫理を大事に」
「社会に貢献する」
とか書いてある。
きっと資質の高い方々の集まる会社なんだろうと思いきや、上記のようなどれもお粗末な不祥事ばかり。
子供の頃「悪い事をしたら謝りなさい」と教育され、自分の子供にもそう教育しているはずなのに、その場だけのパフォーマンスでTVカメラに向かって頭を下げてはみるものの、必死で隠蔽してみたり、言い訳してみたり。
今や、「お詫びの仕方」のコンサルタントなんてビジネスが成り立つ時代。
嘘つくと、親に「言い訳なんかするんじゃありません!」って叱られましたよね。
どれも、子供でも分かってしまう嘘ばかり。
私が思うに、不祥事が後を絶たないのは、その会社の業務に携わる方々のモラルが低いのだと思う。
企業の論理ばかりで、悪い事しても素直に謝ることすらしない人達ですもん。
私が言いたいのは、人間としてのモラル。
会社は、機械ではありません。
人間がコントロールしています。
そこにいる人間のモラル。
ですから、いくら形式的なコンプライアンスを強化しても、
企業のモラルが変わらなければ、本質は何も変わりません。
顧客にとってメリットがなくても、会社の利益になる商品を売る。
法的に問題がなければ良い。
有名企業が、顧客満足度重視の企業が、それでいいのかなぁ?
CMもやってる、誰もが知っている証券会社の話です。(名前は絶対に出せません)
営業マンが、金融資産3億持っているお年寄りと知り合いました。
「銀行に預けていても増えないから、投資信託を始めましょう」と持ちかけ、取引が始まりました。
投資信託の価格は、上がったり、下がったり。
価格が下がると「もう少し突っ込んで、負けを取り戻しましょう」と、追加購入しました。
また下がると「もう下げ止まるでしょうから、ここで買えば上がりますよ」と、また追加購入しました。
それを何度も何度も繰り返し、そのお年寄りの3億あった資産が、3年後には2億1千万まで減っていました。
その営業マンの営業成績は、社内でもトップクラス。
上司からも褒められ、ボーナスもトップクラス。
顧客の資産を殖やす事よりも、手数料収入が多い事の方が評価される。
お年寄りが「損させられた」と、会社に文句言っても、
投資信託の売買の手続きは、もちろん法的にも問題なく、訴訟リスクもありません。
これが誰もが知る上場企業の姿です。
会社が儲かりさえすれば、顧客の資産が増えようが減ろうが、顧客の自己責任。
上場企業が、これでいいんでしょうか?
「経営は利益の追求」です。
正直なところ、経営者をやっていると、
「○○すると、もっと儲かるよ!」と、時に悪魔にささやかれることがあります。
当然、理性で握り潰すわけですが。
私が経営判断する際には、「人としてどうなのか?」ということを常に意識しています。
売上規模が大きい会社よりも、モラルの高い会社を目指していきます。
モラルが高ければ、モラルの高いお客様とお付き合いができ、
わが社は、より高いモラルを学ぶことができます。
この良い回転を目指して、経営者としてまだまだ学びが足りません。
それでは、また!
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