みなさんのおかげさまで!

しんらいライフサービス株式会社 寺﨑道弥です。



日頃新聞をみておりますと、「M&A」って言葉よく見ますね。


創業者の後継者不在、市場の縮小、低価格競争、ほんの一部の産業を除いて、ほぼ全業種先の見えない状況が続いていますから、需要が減れば企業の廃業や合併が続くのも自然の流れであります。



ビルメンテナンス業は、以前にもお話ししましたが、

①清掃管理を中心とした環境衛生管理業務

②電気通信設備、空気調和設備、給排水設備、消防用設備の保守業務を行う設備管理業務

③警備業務を中心とした保守管理業務

等の各種業務を請け負う事業であります。


オフィスビル・店舗・商業施設・宿泊施設・マンション等の建築物が、サービス提供の対象となるため、

建築物が多い地域に会社が集中する都市型産業とも言えます。


不動産会社、電鉄会社、ゼネコン等の親会社関連施設の管理を行う大手管理会社もありますが、

年商6億未満の会社が企業数全体の50%を超え、中小零細企業が多い状況です。


厳しい経済情勢の影響で、ビルオーナーやマンション管理組合等の顧客からの値下げ要請もあり、

厳しい価格競争にさらされています。


そろそろ限界に来ており、業界再編が始まったところです。


ビルメンテナンス会社にも、それぞれ独特の企業文化があり、お客様と会社風土がマッチングして、価格ありきではない長いお付き合いをしているところも多いです。


こんなところが保険業界と似ているな、と感じます。


どんな業種であれ、M&Aには企業文化のマッチングが最重要課題です。


売上拡大のためにせっかく買収をしても、買収した先のお客さんとのマッチングが上手く行かなければ、失敗に終わる事も多いと聞きます。


お客さんにも選ぶ権利がありますからね。


とはいえ、原価管理や人工配置を誤らなければ、わずかながらでも利益を確保できることもあり、安定収益が見込める業種であります。


ロットの大きい投資をお考えの方、ビルメンテナンス会社を買い、

安定収入を得るのも面白いかもしれませんよ。


もちろん、当社は売る気はありませんけどね(笑)



それでは、また!


しんらいライフサービス株式会社HP

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