みなさんのおかげさまで!
しんらいライフサービス株式会社 寺﨑道弥です。
前回は「ビルメンテナンス」の、②設備管理 についてお話ししました。
今回は最終回、③警備について、お話ししましょう。
「警備」も皆さんにはイメージしやすいでしょうか。
「セコムしてますか?」
「いち にい さん しー アルソック!」
そうです、あのCMです。
日本は「水と安全はタダ」と言われてきたそうですが、そうも言えない時代になってきましたね。
警備業には、どんな種類があるのでしょうか。
皆さんの馴染みのあるものをいくつか挙げてみましょう。
A.巡回警備員
オフィスビルや公共施設の建物周りに変な人がいないか、異常はないか定期的に巡回が必要です。
B.守衛
学校に遅くまでいて、誰しもお世話になりましたね。
C.交通誘導員
片側交互通行している時など、スムーズに車輌の誘導が必要です。
D.野球場、コンサート会場等のイベント警備
ファンが興奮して混乱が起きないように、見張ってなくてはなりません。
E.現金輸送車
屈強な人達が守らなければ、襲われてしまいます。
Fボディガード
大臣等の要人には欠かせませんね。
G.駐車場誘導員
空いてる駐車スペースにスムーズに案内して欲しいですね。
上記の中には、警備業法に関係する内容と、誰でも今日からお勤めできる内容があります。
↓警備業について詳しく書いた、なかなか面白いページを見つけました。
http://www.toukeikyo.or.jp/qa/index.html#q01
「警備」と言うと、上記のような「有人」を大半の方はイメージされると思いますが、
昨今、機械警備システムが主流になってきており、既存の電話回線を通じて、
エレベーター異常、火災報知機、ガス漏れ警報、給水排水警報等が、
各警備会社の警備センターで、遠隔で監視されています。
例えば、マンションにお住まいの方が、魚を焦がして火災報知機を作動させてしまった場合、
ご契約されている警備会社の警備員が、最寄りの営業所から、5~10分程度で駆け付けてくれます。
そして、まずは現状を確認して、非常ベルを止めてくれます。
火災なら消防車を呼び、誤報なら原因を調べてくれます。
ちなみに警備員の出動指令の9割近くは、こういった誤報だそうです。
10回の出動のうち、9回が間違いだなんて、警備員さんは御苦労さまですよね。
「ビルメンテナンス」の3つ
①清掃
②設備管理
③警備
について簡単に書かせていただきましたが、いかがでしたか。
「ビルメンテナンス業で働いてます」という話をすると、分からない方が大半でしたが、
こうやって、ひとつひとつバラしてみると、陰ながら私達の生活に密着しているんです。
この機会に「ビルメンテナンス業」の事を少しでも知っていただけたら、嬉しく思います。
それでは、また!