みなさんのおかげさまで!
しんらいライフサービス株式会社 寺﨑道弥です。
前回は「ビルメンテナンス」の、①清掃 についてお話ししました。
今回は、②設備管理について、お話しましょう。
設備管理業務の「設備」ってどんなものがあるのでしょうか。
皆さんの馴染みのあるものをいくつか挙げてみましょう。
A.エレベーター
建築基準法に基づき、きちんと指示通りに動くのはもちろん、
某社のような死亡事故があってはいけません。
B.エスカレーター
建築基準法に基づき、適正な速度で、安全に人の上下移動をしなくてはいけません。
C.消防設備
消防法に基づき、火災の時に早く安全な場所に避難し、
一刻も早く消火活動ができるようにしなければなりません。
D.自動ドア
きちんと人に反応して開き、ドアに人が挟まるような事故があってはいけません。
E.ポンプ
上水や排水には必要不可欠で、故障すると日常生活そのものに支障がでます。
F.電気設備
家庭や事業所に安定供給し、漏電事故を未然に防がなくてはいけません。
G.給水排水
蛇口をひねれば水が出て、排水も詰まらずスムーズにできるようにしなければなりません。
H.空調
指示通りに作動し、快適な空気環境を提供しなければなりません。
I.建築設備
建築基準法に基づき、換気設備、排煙設備、非常照明等、きちんと作動しなければなりません。
J.機械式駐車場
安全に指示通りに、車の出し入れができるようにしなくてはなりません。
K.宅配ロッカー
最近のマンションには標準装備されていますが、留守宅に替わって荷物を受領し、
留守宅の方が滞りなく、受け取れるようにしなければなりません。
簡単に挙げただけでも、こんなに「設備管理」の分野ってあるんですね。
それぞれには法規制のある設備もあり、皆さんよくご存じの「消防法」のように、
大きな事件があるたびに法改正され、素人さんでは常日頃勉強するのも大変です。
ですから、ビルオーナーさんや管理組合さんは、これらの内容を全て理解するには大変ですし、
ビルメンテナンス会社の専門的知識を、うまく生かしてらっしゃるわけですね。
それでは、また!
