こんにちは。
作詞家 Makoto ATOZIです。
⬇️ 私のプロフィールはこちらで見れます⬇️
2500年前、釈迦はいくつもの大胆な教えを説いた。
その中でも、かなりインパクトの大きな教え「諸法無我」
「そもそも、これが私と言える私なんてものはないのだ」と釈迦は言いきる。
どれだけ探してみてもそれは見つからなかったと説く。
それだけではなくヴェーダ、聖典、ヨーガ哲学で言うところの真我（アートマン）もないのだと言いきる。
サーンキャ哲学、パタンジャリのヨーガ・スートラでは、見るものとしてのプルシャ（精神原理）、見られるものとしてのプラクリティー（物質原理）があり、私たちは常にプラクリティー（物質原理）を私自身だと思い込みながら生きている。
プラクリティー（物質原理）は外側の影響によってグルグルと姿を変えていく。
2000年、平井堅「楽園」を書いたときの私と今の私では明らかに別人と言えるほどに変化がある。
あらゆる好みも変化しつつ25年の時を経てきた。
当時の関係者と再会すれば、あの頃の私が少しまた現れ、時の流れさえもなかったかのように笑い合えるのだろうけれど、心というものは不思議なもので、それは一体、この身体の、この世界のどこにあるのか。
あらゆる経験は尊く、思い出は懐かしい。
確かに私はいた。私は今もいる。
それなのに、これが私だと言える私は普段、気づきの外にいる。
釈迦は諸法無我と言いきった。
私という確かなものはなく、それは世界なのだとするなら、不思議なほどに泣きそうな自分がいる。
世界の全て、見えてくるものすべてに泣きそうになる。見守られている。
揺れ動く私、それは執着なのか、煩悩なのか、それとも純粋意識なのか、それらが混ざりあったものなのか。
悟りたがっていた私は姿を潜め、今はまた、この人生を躍動しながら生きてみたいと思っている。
本当に人間という存在は反省ということを知らないのか。
私だけがこんなに愚かなのか。
崖っぷちにいながら崖っぷち度合いを自分では知らずに天を目指す。
自分に与えられた恵みは活かしたい。
今夜は七夕の夜。
静岡では気温40度を超えたとのこと。
富山市も37.7度。
夜の初めに少し雨の予報ではあるけれど、夜中には雨は上がりそう。
美しい銀河は地上に降りて、幸せな恋人たちは会えるのだろうか。
織女と牽牛も諸法無我なのだろうか。
それはすべての恋人たちであり、あなたであり、私であり、すべてであり、
だからこそ世界は美しいのだろうか。
真我はある。それはとても美しく純粋に。
Makoto ATOZI
🔼作詞添削を行なっています。詳しくはこちらのページをご覧ください
インターネットの海は広く、今見逃すともう会えないかもしれません。
Makoto ATOZIの活動にご興味がございましたら是非、フォローしてください。
Makoto ATOZI
作詞家 Makoto ATOZI プロフィール
平井堅「楽園」より作詞家としてのキャリアをスタート。
以後、ジャンルの枠を超えて様々なアーティストの音楽制作、レコーディングに参加。
現在は歌を書く喜びを伝えたいという志から、ソングライティングセラピー作詞教室を主宰。
歌詞提供アーティスト
男性アーティスト 50音順
嵐 / 今井翼 / 岩田光央 / おれパラ（小野大輔 鈴木健一 森久保祥太郎 寺島拓篤） / 宇都宮隆 / ESCOLTA / 笠原涼二 / KAT-TUN / 神谷浩史 / Coming Century / GYM（山下智久） / ジャニーズJr / Skys The Limit / Silky Voice / Sexy Zone /
タッキー&翼 / TRIPLANE / CHILD HOOD / 20th Century / NEWS / 畠中祐 / PaniCrew / 平井堅 / V6 / 藤木直人 / 前川清 / 光永亮太 / Lead
女性アーティスト
新井裕子 / 石川さゆり / 石嶺聡子 / 上原奈美 / 片瀬那奈 / 上白石萌音 / SATOMi / The Girls with Sifow / SANA / Shifo / 島谷ひとみ / シュークフラッシュ / Z-1
（当時 上戸彩所属） / 中島由紀江 / 中野めぐみ / 中原小麦 / 中村美律子 / nami（玉置成実） / 平田志穂子 / BENI（安良城紅） / Boogaloob、 / majiko / MINAKO（米米CLUB） / mirai