本来の自分自身をそっと抱きしめてあげよう

いつからかこの国はポエジー(詩的感覚)の見えにくい国になってしまった。
本来、エンターティメント、アートとお金は思考の中で結びつけてはいけないものなのに。
 
僕が作詞家としてヒット曲に恵まれた時、人々は僕の財布事情に興味津々になった。
どれだけ歌が売れれば、どれだけ儲かるのかと具体的に聞いてくるようなツワモノもいた。
 
印税計算はブラックボックス。経済音痴な僕にはわからないことばかり。
 
それでも歌を書いていられれば幸せであり、歌による感動の共鳴こそがクリエイターの喜び。
 
何もかもが見えてしまうような、何もかもが言えてしまうような世の中に表現者のオーラは弱くなった。
 
どんな偉人も近寄って見れば普通に見えるところはある。
完璧な生命などはあり得ない上で世界は成り立っているというのに。
 
人が期待する自分であろうとすることで強さを得る人と、弱さに落ちる人。
僕は後者としてこの10年を生きてきたかな。
 
懐事情なんて関係なくふれあいたい。
今を生きる生命なれど、今だけでは何もわからない。
 
古代の知恵は真理ではあるけれど、それが幸せとは限らない。
何もかもが不確かな世界の中で僕たちは左回りをしたかと思えば右に回り、
7を選択したかと思えば3の倍数に憧れる。
 
皆 スナフキンのことは好きだけれど、実際に職場にスナフキンが就職してきたなら煙たがる。
そう、そもそもスナフキンは就職なんてしてはいけない。
 
ポエジー(詩的感覚)は想像力を掻き立てる。
豊かな想像力は未来に奇跡を起こさせる力を持つ。
 
エンターティメントとお金を結びつけて連想させたのは誰か。
自分自身もそうではなかったか?
 
宇宙の彼方からスナフキンに抱きしめられて、
この不確かな世界を旅しよう。
 

試されながら僕たちは、それぞれの道を歩んでゆく。

 

 

笑われながら、責められながらも、いつかご恩を返して、キレイに生きるのさと世界をうたかたに見て、自分らしさを抱きしめてあげよう。

 

一度きりの人生。

 

世の中の甘いトラップと想念には負けないで踊り続けよう。

 

 

 

 

Makoto ATOZI

 

 

 

 

 

作詞家 Makoto ATOZI プロフィール

平井堅「楽園」より作詞家としてのキャリアをスタート。以後、ジャンルの枠を超えて様々なアーティストの音楽制作、レコーディングに参加。
現在は歌を書く喜びを伝えたいという志から、ソングライティングセラピー作詞教室を主宰。

 

歌詞提供アーティスト

歌詞提供アーティスト
男性アーティスト 50音順

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女性アーティスト

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(当時 上戸彩所属) / 中島由紀江 / 中野めぐみ / 中原小麦 / 中村美律子 / nami(玉置成実) / 平田志穂子 / BENI(安良城紅) / Boogaloob、 / majiko / MINAKO(米米CLUB) / mirai

 

 

 

 

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