本に救われてきた

 
人生で何度も何度も、身動きの取れないような、何をどうすれば良いかわからないという状況があった。
 
精神的にダウンしてしまい、保護入院をさせられたこともあった。
 
それでも、そういう極端な経験があったから、より、精神的な世界への学びは深くなった。
 
やがて、極端を極めるのではなく、
柔軟に生きることが大切なのだと歳を重ねることで、わかりはじめた。
 

 

 

哲学 南伝仏教 ヨガ哲学 古神道

苦しみの真っ只中にいた時、ふと、書店でテイク・ナットハンの「ブッダの<気づき>の瞑想」という本を手にした。しっかりとしたシンプルな装丁の本。期待が持てた。
 

何度も何度も読み返した。

そして、ぼくは瞑想を暮らしに取り入れた。

この書籍は人を選ぶ。

基本はプッダの経典四念処経。

身体は不浄と説く。

 

テイク・ナットハンの本はほぼすべて読んだ。

Googleにマインドフルネスを指導した僧侶。

ベトナム戦争においてのベトナムの仏教指導者としての中心的存在。

 

フランスには氏の設立したプラムヴィレッジという瞑想センターがある。

いつか滞在してみたい。

 

日本国内にも各地にサンガがあるので、問い合わせをしようと思いながら、なかなかその一歩を踏み出せずにいる。一番近くて名古屋。

 

今日は通院の日なので、道ながら撮影した写真を投稿しています。

 

 

 

 

パタンジャリ

先日、精神的に心身を崩した際に仕事部屋で一人でいる夜、声が聞こえてきて、現在の住所を聞かれた。

そこを任せたと声の主は言った。

一晩中お経が聞こえる夜が続いた。

身体を背筋から動き回る気の流れに地面にひれ伏して収まることを待った。

 

彼は自分の名をパタンジャリと呼んだ。

再度、名前を教えてくださいと問いかけるとパタンジャリと答えてくれた。

 

あの日から、パタンジャリからの応答はない。

 

パタンジャリはヨーガの最も歴史の古い聖典「ヨーガ・スートラ」の著者。

 

一説ではヴィシュヌ神が人間としてこの世に現れた姿とも言われている。

ヴィシュヌ神は時代が混乱の世紀に入ると人間として現れて真理を説くとされる。

インドではブッダもその一人であるとされている。

 

ヨーガの祭典には他に「バガヴァット・ギーター」があり、こちらの方が人気がある。「バガヴァット・ギーター」では、ヴィシュヌ神の具現化したクリシュナが親族仲間を敵として戦いに迷うアルジュナに「戦えアルジュナよ」と喝を入れ説く。

 

パタンジャリは教えの1番に、アヒムサ(非暴力・平和)を説く。これからもこの思いを変えたりせずに赦しを第一にぼくは選んだ道を歩みたい。

争いからは離れる。

 

クリシュナが説く戦いはヨーガを行うことであり、言葉だけでは足らない深みがあるのだけれど、ほくは実生活においてパタンジャリ「ヨーガ・スートラ」のアヒムサ(非暴力、平和)こそが人生を平和に生きる第一の姿勢であると信じてこれからも赦し、慈しみを根底に生きていきたい。

 

ぼく自身、赦していただきたいことだらけの人生。

人を責めることなんてできない。

 

そしてパタンジャリの説くプラフマチャリア、禁欲という意味で解されているけれど、この言葉にはもっと大きな意味がある。

 

世界中の聖人が説いた真理は常に男女の暮らしについて教えている。

直接的に説くことはなくても、紐解けば、ほぼ全てが愛に通ずる。金に通ずる。色に通ずる。食に通ずる。

 

男女があるが故に世の中には煩悩があり闘争があり、それを救うための教えを説かれてきた。

不徳は行うことのみならず、思うことさえしてはいけないとマルクス・アウレリウスは母から教えられたと「自省録」に記している。

 

 

 

 

お祭り 行為の結果を放擲して行う祭祀

明日から富山では一番大きな山王祭ということで、町中は準備が始まっている。

朝一番で日枝神社へ参拝させていただくと参道では出店の準備でみなさん動き回っておられた。

 

 

 

 

 

マルクス・アウレリウスの「自省録」は、ぼくの人生に新たな価値観を与えてくれた。

 

読了した時は世界最高峰の本なのではないかとさえ思った。

 

この本も何度読み返したかわからない。

これだと思う本は何度でも読み返す。

 

昨年、Kindleの端末を購入して、毎月980円のサプスクリプションで本を読めるようになりさらに読書時間が増えた。

この仕組みは作家へは平等に分配されるものなのだろうか。

 

本当に気に入った本はこれからもぼくは書店で購入する。

紙の本には価格を遥かに超える価値がある。

 

音楽もそうであって欲しいと思う。

ここ最近は古神道についても傾倒し、水垢離を半年ほど続けた。人生に決まり事を多く持ちすぎた暮らしを続けていた。

 

世俗を離れるのであればそれは素晴らしいが、世俗で生きるならば世俗なりの付き合いがある。

知らず知らずにパリアが生まれる。

 

少し縛りを緩め、完璧ではないことも楽しめたならと思う。

もともとが完璧にはなかなかほど遠いのだ。

 

近日リリースされる新譜のCDサンプルが2枚届いた。

1曲、共作で書かせていただいている。

いい歌に仕上げていただいた。

多くのリスナーに届く姿を思い描いている。

 

こんなぼくにでも、まだ、

歌を書く場所を与えていただいている。

 

しかも、ぼくが書かせていただくアーティストは常にグレイト。

ぼくはシンガー、制作者には常に恵まれている。

ありがとう、人生。

 

富山の中心街アーケードの入り口がやけにシュールだ。

 

 

 

 

まだしばらくは、ぼくはこの町で歌を書くだろう。

 

支払いもままならない、カツカツの暮らしの作家だけれど、人生ってわからない。

 

きっと天は救ってくれる。

ハートの内側が大丈夫だよと言っている。

 

あなたも、もしも今、大変な場所にいるなら、きっとそれを、乗り越えることができる。

共にがんばりましょう。

ボロボロのぼくからエールを贈る。

大丈夫さ。

 

 

 

 

Makoto ATOZI

 

 

ソングライティングセラピー作詞教室 ご案内音声動画

 

 

作詞家 Makoto ATOZI プロフィール

平井堅「楽園」より作詞家としてのキャリアをスタート。以後、ジャンルの枠を超えて様々なアーティストの音楽制作、レコーディングに参加。
現在は歌を書く喜びを伝えたいという志から、ソングライティングセラピー作詞教室を主宰。
今後は作詞だけではなく、詩人として、旅人として、真理探究家として、世の中に価値あるものを提供できるようにと精進中。
近々の目標としては、しっかりと自分の経済基盤を立て直し、インド・リシケシへ旅してアシュラムに滞在し詩集を出版したい。
日本全国へ詩を届ける旅をしたい。

 

歌詞提供アーティスト

歌詞提供アーティスト
男性アーティスト 50音順

嵐 / 今井翼 / 岩田光央 / おれパラ(小野大輔 鈴木健一 森久保祥太郎 寺島拓篤) / 宇都宮隆 / ESCOLTA / 笠原涼二 / KAT-TUN / 神谷浩史 / Coming Century / GYM(山下智久) / ジャニーズJr / Skys The Limit / Silky Voice / Sexy Zone / タッキー&翼 / TRIPLANE / CHILD HOOD / 20th Century / NEWS / 畠中祐 / PaniCrew / 平井堅 / V6 / 藤木直人 / 前川清 / 光永亮太 / Lead

 

女性アーティスト

新井裕子 / 石川さゆり / 石嶺聡子 / 上原奈美 / 片瀬那奈 / 上白石萌音 / SATOMi / The Girls with Sifow / SANA / Shifo / 島谷ひとみ / シュークフラッシュ / Z-1(当時 上戸彩所属) / 中島由紀江 / 中野めぐみ / 中原小麦 / 中村美律子 / nami(玉置成実) / 平田志穂子 / BENI(安良城紅) / Boogaloob、 / majiko / MINAKO(米米CLUB) / mirai

 

今日の一言

赦しましょう


ずっと心の中にわだかまりのあるような人がいたら、そっと許してみませんか?

少なくとも、その人に関する 自動思考をやめてみる。

愛を送る、慈しみを送る。

アヒムサ、平安な日々を歩みましょう。

皆、幸せを願って生きている。

 

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