心法書道の慧竹です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

 

心法書道では、学ぶ書は自分で好きなものをひとつ選ぶわけですが、書と一言でいっても、選択肢が多すぎます。

 

歴代の書道家は数知れず、今に伝わる彼らの有名な書簡や作品は、一人につきひとつというわけでもなく、石碑はというと古いものを遡ればきりがありません。それに書体という分類においては、楷書、行書、草書、隷書、篆書、、、一体何からどう選べばいいのか?

 

師曰く「何でも興味が起こるままに書けばいいというものではない。書道というものは、本来自分をより良くするための手段ですから、手本とするべき書は、臨書するにふさわしい良質な書でなければいけません。」

 

ふさわしい良質な書とは一体?

 

① 書き手の人間性

 性格や考え方、人との接し方など、その人となりが素晴らしい人。

 

② 書き手の業績

 人生において、どれだけ他人のために尽くしたか。

 

③ 書き手の寿命

 書いたものには、病的なものが現れることがあります。

 

④ 書き手の精神状態

 書いた時の精神の安定はとても大切。

 

⑤ 行書あるいは草書であることが理想的

 楷書、隷書、篆書には、一定の規制があり、一画と一画の流れが読みにくいが、行書、草書には書き手の深層心理が投影しやすい。

 

心法書道では、上記を満たした選択肢をご用意し、そこから選んでいただきます。

 

 

愛用品 真鍮製ブックマーク

書道関係の字典には分厚い本が多く、開いて固定するのにとても重宝します。