2/1-2/29

長友心平作品展「最後の呼吸、その先の世界」。

@decosabou 




田園茶房での展覧会も後半戦です。イベントのお客様や生徒さん、Instagramでも感想をいただき嬉しく思います。


誰しも経験するペットロス。そこから向き合い続けた中で生まれた6mにも及ぶ大作です。命を削り、あちら側にだいぶ近づきました。

1ヶ月といえば、長いようで短い期間。皆様の人生において、一つの選択になりえるかどうかはわかりません。ああ、見れなかった、またどこかで飾りますか?と言う声も沢山いただくことでしょう。関東圏内以外の方には来場も叶わないのは当然のこと。

そもそも、カフェに来られたお客様ですら、直接ご案内して初めて作品に気づかれることも多々あるくらいですから。 


それでもなお。そこに「在る」というキッカケを与えてくださった田園茶房様には感謝です。ただ、在るだけでいい。私と最愛なる愛犬との物語は、あの空間に作品を飾るということで一つの完結を迎え、そしてまた新たに始まるのです。


命と向き合い、命を看取り、命を受け継ぎ、そして命を紡いでいく。それが、絵を描くということです。そこに、プロだとか素人だとか、絵心があるないとか、関係あるでしょうか。

私たちは同じ想いをし、同じ愛を持つ仲間なのです。そして、これからどう生きていくかも、自由に委ねられています。


この世・あの世、地上・天国が同時に在る、最後の呼吸の先の世界を、これからも描いていきたいです。