制作過程のYouTube動画はこちらから。


絵を描くにあたり、2つの方向性があります。

1つ目は、エネルギーを出すタイプの絵。外側の世界に向かった絵。
モデルや対象から得られたエネルギーを感じ、変換し、画面に表す作業。

2つ目は、エネルギーを得るタイプの絵。治療、治癒の絵。内側の内面に向かった絵。
疲れた心と体を治癒する絵。ほっこり気持ち良いといった「癒し」とも違います。傷を修復するような・・。

朝のライブ配信で描いている早朝画禅は、その治癒の力で描いています。

両車輪があってこその創作活動ですが、今はただ、描ける絵を描いていきたいと思います。

毎朝の治癒の成果があってか、昨日は2週間ぶりに、エネルギーを出して、依頼作品の絵が描けました。

僕という生命体のエネルギーのほぼ9割は、子育てに使っていますので、ためて、ためて、疲れもとれれば、また外側の絵が描ける。

カフェの隣の席の、知り合いの子を見れば、一歳違いとはいえ、とてもスムーズに母子が過ごしている。
家ではわからないとはいえ、この一部の習慣でもスムーズに落ち着いて過ごせているだけでも、奇跡です。

妻も、先週先々週の育児疲れで、かなり力が減っているようでした。大人2人がかりでも、このパワー。

だからこそ、自身を治癒しながら、描ける絵を描いていくことが大切なのでしょう。