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真おやじ塾、初めてのコラボキャンプです。
おやじからの挨拶、そして30年前、東京からこの地に入って自然と共生する農業・畜産を始めた橋本さんからメッセージです。
ここでのルールは多生物共生です。
全ての生き物の中で人間が共に生活する事を学びます。
虫も動物も全てです。
最初は、鶏の命をいただくプログラムです。
橋本順子さんから命をいただいて私たちは生きているという話を聞きます。そして、みんなで鶏に触れて、その温かみを感じます。
”かわいそう”・・・・
でも、みんな日頃、鶏・牛・豚・魚を食べてるよね。
全て、このように生きている命をいただいているんです。
実際に命をいただく作業は、娘のめぐみさんが行いました。
めぐみさんが語ります。
「初めて行った時、涙が出ました。
だって育ててきているんですから。
みんなに命をいただくという事を知ってほしい。
人は生きるためには色んな命をいただいている。
そんな多くの命によって自分が生かされているという事を感謝してほしい。
この子(鶏)の温かみを忘れないでほしい。」
そんなめぐみさんの目から少し涙が・・・
もちろん竹をのこぎりで切るのは初めてです。
口が当たるところを小刀で整えます。
みんな真剣に自分のコップを作っていました。
次はセルビン(魚を捕る仕掛け)作りです。
ペットボトルの口を切ってさかさまに付けることで魚が入り易く、入ってしまうと口がカエシになって出れないという仕掛けです。
みんなエサのうどんを入れてここぞという場所に仕掛けます。魚が捕れるかどうか心配でしたが、5分もしないうちに沢山の魚が入っていました。
サワガニ、ドジョウ、もつご・・・。大騒ぎです。
さあ夕食準備です。
という時に雨が・・・・外で薪を使っての予定が屋内での調理となりました。
元小学校の冬の分校だったという部屋でいただきます。
もちろん命をいただく感謝をこめて「いただきます!」
夕食後はダイバーシティプログラム
子どもが夢を語り、大人がその夢へのアドバイスや自分の経験を語ります。
獣医・自衛隊・陸上選手・先生・保育士・・・
すごい!
みんな考えている。
ダイバーシティは多文化共生です。大人と子ども、小学生、中学生、こんなに年齢層がバラバラなキャンプもめずらしい。それぞれが関わりあう事で役割を担います。
おやすみなさい!
朝のプログラムは鶏の卵の収穫から始まります。
産み立ての卵って、あったかいんです。
みんな卵が出てくる瞬間を待ち構えます。
産まれたての卵は少し濡れています。
とりたての卵かけごはんは最高でした。
そして今日のプログラムは雨なのでストーンペインティングです。
こんなこともあろうかと思って、大阪から富山に向かう北陸道のサービスエリアで”石”をゲットしてきました。
子どもの感性は驚くばかりです。
素晴らしい作品が出来上がりました。
この日新聞社の取材もありました、
今回、台風がキャンプ日程中に本州を通過する予報になっていたので99%中止だと思っていました。そう思って、ダイバーシティとやま代表の宮田妙子さんに電話すると「100%大丈夫!、できろよ。」って言うじゃないですか。
仕方ないから、朝富山まで行って中止でもいいかと思って大阪から向かいました。しかし、行ってみると雨が降っていないんですよ。
さすがに夜は降ってきましたが、台風が消えてしまったんです。
宮田妙子恐るべし!
たった一泊二日のキャンプでした。
沢山の学びがありました。
ファミリー、中学生同級生グループ、小学生、ガールズ、おやじ富山、岐阜、き一体となれました。
生物多様性、自然との共生、人間も自然の中の一部、自然の中で自分は生かされている。
色んな命をいただいて生きている。
魚の捕る方法は、魚の気持ちが分かる事。
石はスゴイ!自然を知れば、自然で充分遊べる事を改めて学ばせてもらいました。
宮田さん橋本さん、ありがとう。
ダイバーシティ×土遊野×真おやじ塾、大成功でした。
またやりたいです。