先週の金曜日と土曜日は、

京谷達矢先生のご自宅において、

篠浦塾の受講生が参加して

「篠浦・楽健道 心身和の

リセットプログラム」の

初級、中級、上級コースを開催しました。

 

 

このコースは

楽健道とはどういうものであるかを

座学と施術で学ぶもので、

京谷先生が篠浦塾のセミナーで

お話になっていたことをベースにした

運動、施術を、受講生が実際に

体を使って実践することで、

日本精神とは

どういうものであるかに関して

腑に落ちることが非常に多い

実りある会になりました。

 

初級では自律つまり自分で

自分の体を整える方法

(横隔膜ほぐしやセルフ体操)、

中級では他律つまり他人(家族)の体を

整える方法、

上級では他人の骨格を整える方法の中で

骨盤を元の位置に戻す方法を

教わりました。

 

以下にその中で、座学で教わって

印象深かった話をいくつが

のべたいと思います。

 

 

〇「舌路とは舌を上につけることで、

それをすることでインナーマッスルを

使える体に変わる。」

昔の日本人はこれを実行していたので、

これをできれば習慣化したいものです。

 

〇「先人は心技体であったが、

現代人は体心技である。」

今回学んで感じたことは、

体で学ぶと心や技に関することが

腑に落ちやすいということでした。

 

〇「600種類ある筋肉のうち

横隔膜が一番ストレスを受けやすい。

ストレスで固くなると胃が重い、

胸が詰まる、冷え性、目が疲れる、

疲れやすい、自律神経の働きが低下、

動悸、息切れなどを起こす。

この一因は太陽神経叢

(内臓を担当する自律神経群で

ここが弱ると感情不安定になる)の

働きが低下するためである。

逆に横隔膜の動きがいいと、

腹圧が上がり、姿勢が良くなり、

内臓機能が活性化し、

精神が安定する。」

横隔膜ほぐしをやった翌日

非常に体調がよくなったとの感想を

受講生から聞きました。

 

〇「ゆるむとエネルギーが中心に集まる。

体幹が使える体になる。物事は中心、

理念が大事。

ゆるむと重力を感じ物事が動き出す。

物事が達成されやすい。

地に足をつけることができる。

仲間と根っこでつながる。」

この会で、最近何をやっても

うまくいく人とうまくいかない人が

どのくらい足が地についているかに関して

調べました。

 

前者はしっかりと足が地について

立っているのに対して、

後者はちょっと押しても

すぐにぐらっとふらつくことがわかりました。

 

〇「上虚下実(上半身、頭リラックス、

下半身は充実して安定)が理想。

現代人は上実下虚。

頭で考えると気が止まる。」

今回自律(初級)と他律(中級)が

終わった後、

多くの受講生が自分の足が

しっかりと地面につくようになったことを

実感しました。

 

〇「医は祈りである。」

私のやってきた西洋医療には

このような発想はありませんが、

今回体験したことは祈ることで

相手とつながり、

相手のみならず自分の体調も

改善していくことでした。

 

〇「西洋医療(横糸) 自然医療(縦糸)

急性         慢性

知識(左脳)     智恵(右脳)

医者崇拝       自然崇拝

父性         母性

不自然        自然

部分的        全体的

対処療法       根本療法

依存させる      自立、自律」

私は今西洋医療と自然医療の両方から

アプローチしていますが、

まさしく上記の通りだと感じています。

 

〇「骨には8つの機能があり

そのひとつが気と情報の伝達機能。

身体操作は骨を意識すると

統一的な動きができる。」

楽健術は骨のずれを治す施術ですが、

ずれを治すことで

気の流れがよくなることを今回習いました。

 

〇「病気は1.体の歪み、2.呼吸が浅い、

3冷え、低体温(心の温度が低いと

低体温になる。

目標を持つと体温が上がる)からくる。

骨格の歪みをなおすのが絶対条件。」

いろいろな治療法がありますが、

まず楽健術で骨格の歪みを治してから

別の治療法をやれば、

効果がより上がるということになります。

 

このように非常に有意義な会を

開いていただいた京谷先生には、

大変感謝いたします。

 

 

そして日曜日は、2024年上半期の

第2回S-BRAINフォローアップコースを

開催しました。

 

 

最初に本人と観察者

(本人になりかわって脳テストを受ける)の

脳テストを比較して本人の脳の使い方と

本人のおかれている現状

(仕事、健康)について討論しました。

 

このコースになると

受講生が日本精神を熟知しているため、

深い議論をすることができました。

 

実例を解析した結果、

脳の使い方と仕事、健康は

非常に密接な関係があることが

よくわかりました。

 

その後私が篠浦塾健康指導師向けの

講義を行いました。

 

今色々な意味で行き詰っている医療を

改善するには、

庶民の一人一人が立ち上がって

医療をよくするしかなく、

その一歩目がようやく始まったと

感じました。

 

 

そして月曜日は、2024年上半期の

第2回上級予防医療を開催しました。

 

最初に柔道整復師の長谷川一夫さんに

講義をしていただきましたが、

紙面の都合で次回以降に触れたいと

思います。

 

 

 

おかげさまで充実した連休を

過ごさせていただき、

参加した受講生やスタッフには

大変感謝いたします。

 

 

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