先週の土曜日は、2023年下半期の

第6回中級予防医療勉強会を

開催しました。

 

 

最初に大河ドラマ「八重の桜」をみて、

会津藩士の脳の使い方に関して

受講生に発表していただいた後、

作家であり武士道研究家の

石川真理子先生に

「風の時代に活かすBushido」という

テーマで講義していただきました。

 

 

幸せに生きていく上で

非常に本質的なことを

多く話していただいたのですが、

以下にその一部を述べたいと思います。

 

「今までは冥王星山羊座の時代

=地の時代=物質主義でした。

 

これからは冥王星水瓶座時代

=目に見えないものに価値がある

時代に変わります。

 

目に見えないものとは、

たとえば精神、心、情報、

ウィルス、ITになります。

 

2024.11.20より冥王星水瓶座に

約20年滞在します。

 

冥王星は破壊と再生の星であり、

世界中に革命がおこります。

 

前回は1777-1798でフランス革命、

アメリカ独立戦争、

イギリス産業革命が

起こりました。

 

今回もこれまでの常識は崩壊し、

物質から共感へ、

左脳から右脳へ変わります。

 

風の時代は、

本来の日本人的な在り方が

幸せになるカギになります。」

 

 

つまり、今年の米国の大統領選が

終わった後に、時代が変わる

ということになります。

 

トランプが当選することにより、

今までの物質主義のチャンピオンであった

国際金融資本家が退場し、

日本人本来の生き方が

世界を覆っていくことになるものと思われます。

 

日本人は、激動の時代を

力強く生きていくための

王道的手段である武士道教育に

再び立ち返る必要があるでしょう。

 

 

武士道教育の基本について

石川先生は以下のように

のべています。

 

「●誠ー言ったことを成す

(その人の真実は行動に出る)。

 

●仁ー愛情、慈愛、慈悲、自他を愛する心ー

慈愛はキリスト教、慈悲は仏教の用語です。

 

●義ー損得ではない本心による

判断や行動(性善説)-

人は光。数学者の岡潔さんによると

「道義的行動は人を伸ばす」とのことです。

 

●礼-思いやり、愛の元になる。

新渡戸稲造が武士道でのべたのは

「究極の礼は愛に近づく」。

 

●智ー宇宙の理を知る。

森羅万象の法則を知る。

 

●信ー自他への信頼。

 

●忠ー自分(の心)も相手も裏切らない。

 

●孝ー目上に対する敬意。

 

●悌-弱い立場の者を思いやる心(重要)-

これは武士道の根幹をなします。

 

●質実ー本質を見極める。

AIの時代に重要。

 

●廉恥―神仏に対する感謝と敬意。

ご先祖様に恥ずかしい。

天が見ていると日本人は

昔からいっていました。」

 

 

悌が武士道の根幹であることを

私は初めて知りました。

 

医療、教育の根幹もそうあるべきで、

武士道教育が医療・教育にも

必要だと感じました。

 

そして武士道は日常の送り方で

精神を鍛えていきます。

 

その一部を紹介します。

 

●どんなつもりで生きているか、

姿勢をみればわかります

(意識、直観力を育てる)-

教育者の森信三先生が

腰骨を立てる教育を推奨しました。

この姿勢は疲れないとのことです。

 

●まずは「ハイ」と答えなさい

(受容の重要性)-

受け入れると自分のものになる。

それから意見をいう。

暗くてもまずトンネルに入らないと

先へ行けないのと同じことになります。

 

●「でも」と「だって」は言わない。

言い訳するほど品性は下がる

(立ち位置はどこ?)―

「でも」と「だって」は素直さが損なわれる。

自分の立ち位置をしっかり持っていれば

人の意見は受け入れられる。

そうすると新しい方向に行ける。

 

●損得を考えずに心を尽くす。

尽くすほど得るものがある

(出すと得る)。

-これは波動の法則になります。

 

●才能は誰にでも与えられている。

それは人のために使うと光る

(自他一如)。」

 

日常の立ち居振る舞いで

自分の精神をつくっていくという

武士道教育は極めて実践的だと

感じました。

 

また人生の教訓に関しても

素晴らしい言葉がありましたので、

以下の一部のべます。

 

 

「●誠を尽くした結果の利益は、

実際の何倍もの価値がある。

→お金の価値を数字

(物質的・三次元的)でのみ

見ていないか。

-風の時代の価値観になります。

 

●ご恩を忘れてはなりませぬ。

→肉体を持って生きるチャンスを

いただいたことを忘れない。

-いただいた肉体にけちをつけるのは

だめ。

 

●かすかな灯りでも灯りは灯り、

灯りに向かっていけば間違いはないよ。

→光を見出す力は、生きる力に繋がる。

 

●厳寒の中で咲き誇る梅花のようで

ありなされ。

→どういう状況でも咲くことはできる。

限界を決めているのは誰?

-武家の娘が嫁に行くときに

言われる言葉です。

 

●明日を案ずるより

今日を最後と生きるのです。

→迷ったときに立ち返る基本。

-大きな決断をするときはこう考える。」

 

武士道がこれから始まる時代の

転換点において非常に重要な役割を

果たすのではないかと感じました。

 

 

そして日曜日は、2023年下半期の

第6回S-BRAINアドバイザーコース

セミナーを開催しました。

 

土日とも最後に卒業式があり、

卒業生に一言ずつもらいましたが、

今後篠浦塾でさらに学んで、

世の中の役に立ちたいという情熱を

ひしひしと感じ、今後彼らとともに

日本をいい方向に

もっていけるのではないかという

気持ちになりました。

 

風の時代の幕開けにふさわしい

セミナーで、今後が楽しみです。

 

 

篠浦塾ホームページ

https://shinoura-juku.com/

 

セミナーのページ

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