先週の土曜日は、2023年下半期の

第1回集学的統合医療の体験会を

開催しました。

 

最初に私が、篠浦塾で行っている

集学的統合医療について

講義をしました。

 

 

その集学的統合医療について

少し触れたいと思います。

 

まず私の考える統合医療に関して

のべますと、統合医療とは

人が幸福に生きることを目的とする

医療である、そのためには

西洋医療と補完代替医療を

その特徴にあわせて

適切に組み合わせる必要が

あるということです。

 

たとえば、西洋医療の特徴をのべますと、

目に見える物に強い、

たとえば腫瘍があればそれを摘出して

即座にない状態にしてしまう、

そして厳しい状態に強い、

たとえば大出血を起こして

死にかかっている時に

大量に輸血をして

危険を緊急に回避して

命を救うことが可能であるという

長所があります。

 

一方西洋医療の短所としては、

単なる対症療法であり、

それで一過性には治ることもありますが、

根本的な病気の原因、

つまり生活習慣病であれば

ストレスが主原因ですが、

その原因を治しているわけではありません。

 

また目に見えない物は治せない、

たとえば精神の病気は

目にみえないものですが、

それに対して治すどころか

逆に治療で悪化することの方が多く、

抗うつ剤が自殺を増やしたり

異常な犯罪につながったりするという

負の側面があります。

 

それに対して、補完代替医療は

目に見える腫瘍のような病気を

短時間で治すことはありませんが、

ストレスで落ちた自然治癒力を

あげることで

根本的に病気を治すことができ、

腫瘍が消失した例、

うつ病が改善した例も

たくさんあります。

 

ただし、補完代替医療はエネルギー

(波動)を扱っているので

目に見えるものではなく、

治療のレベルの差を

外から見分けるのは

難しいことが多々あります。

 

そこで篠浦塾では、

実際病気を治した実績を多く持つ

治療家、治療機器メーカーと

タイアップして、それらを組み合わせて

治療する方針を

医療相談会でとっており、

それを集学的統合医療

(西洋医療に関しては

駒込病院で行っています)と

呼んでいます。

 

つまり集学的統合医療とは、

病気を治すために一番大事な

自然治癒力を上げるために、

様々な有効な治療法を

組み合わせていくということになります。

 

本来は病気を治す力のあるはずの

自然治癒力が、

ストレスを含め様々な原因で落ちたために

病気になっているわけであり、

本来は自然治癒力を上げることが、

病気を治すためには

一番大事なことです。

 

しかし、有効な治療法であっても、

どうしても人により

効果に個人差があるため、

多くの実績のある治療法を体験して、

何が合うのかを個人で確認し、

それらの自分に合う治療法を

組み合わせて

自然治癒力をどんどんあげることで、

病気が治るために必要な自然治癒力の

閾値を越え(註:健康になるか

病気になるかの自然治癒力の境界点を

ここでは閾値と呼びます)、

健康になっていくというのが

集学的統合医療になります。

 

このような集学的統合医療を行うという

治療方針のもとに、

実績のある多くの治療家、

治療機器メーカーと提携しており、

病気に合わせた有効な治療法を、

医療相談会では

過去の実績から提示しております。

 

効率よく病気を改善させるには、

有効な治療法に関する情報を

患者さんが体験も含めて

知っていることが必須であり、

それらをあわせて受けることが

病気を改善させるための

大きな力になり、

実際成果も上がっております。

 

そのような集学的統合医療を

効率的に行うため、

この日、篠浦塾関連の治療家、

治療機器メーカー、

治療食品メーカー12社に

一同に会してもらい、

参加者に全社の治療を

体験していただきました。

 

 

このように、

過去に大変実績のある治療法を

12種類体験していただき、

自分に合うものを感じてもらう試みは

おそらく日本では初めてであり、

集学的統合医療を

できるだけ早く受けるには、

非常に有効な方法であると

自負しています

(実際参加者には

大変好評だったようです)。

 

今後半年に一度くらい

開催する予定ですので、

何らかの病気で悩んでいる人は、

是非とも参加をしていただきたいと

願っております。

 

 

そして日曜日は、

2023年下半期の第4回薬を使わない

脳疾患の治療法講座を行いました。

 

最初は私が「脳機能から見た

認知症発症の原因、

発達障害発症の原因と改善法」に関する

講義を行いました。

 

実は私の所属していた脳外科の先輩で、

非常に頭が切れる人が、

50歳台で認知症を発症して

驚いたことがありましたが、

脳から見ると実は認知症になりやすい

人だったと今では思っています。

 

つまり認知症の原因は、

脳の使い方が左脳に傾きすぎたり

(上記の人がそうだったわけです)、

扁桃体・報酬系(好き嫌い)を

コントロールできていない人が、

強いストレス(ストレスを乗り越える力が

弱いのでまわりからみて

大したことがなくても

本人は強いストレスだと感じる)を

受けることで発症するということになります。

 

理由は、左脳、扁桃体・報酬系は

肉体(目に見える世界)に

関わっているので、

それのみにこだわっている限り

必ずどこかでストレスを受け

(人生で負けたり嫌なことは

必ずあります)、

認知症を発症しやすいわけです。

 

そのため、そのような脳の使い方を

改善することが

認知症の予防、改善に役立ち、

それに関する情報は

篠浦塾の予防医療勉強会で

学ぶことができます。

 

発達障害の原因もやはりストレスであり、

食、身体、(親子関係を含めた)

脳の使い方からの適切なアプローチで

ストレスを軽減し、

機能の落ちた脳の部位

(特に視床下部)を刺激することで、

症状を改善することが十分に可能です。

 

その発達障害を改善させた

多くの実績をもつ

エジソン・アインシュタインスクール協会の

鈴木昭平先生に、

次いで講義していただきました。

 

 

 

非常に実践的で的確な方法論を

教えていただき感謝しておりますが、

内容は紙面の都合で

次回に廻したいと思います。

 

 

その後の懇親会も盛り上がり、

いい人たちが篠浦塾に

集まってきていると実感しました。

 

皆さまのご参加を

楽しみにしております。

 

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