やまのぼり | クライミングパンツが買えない
9/14

渓流釣りへ行く度に通る甲府盆地からは、3,000m 級の山々が良く見える。2,000m 以上の山を知らない西日本人にとっては、それらを下から眺めるだけでも毎回感動して全く飽きない。

そんな山々のうち、足や腰が痛くても、バスとロープーウェイが上まで連れて行ってくれる場所があると知った。予定が合う友達が居たので、連休を使って行くことにした。参考リンク:だらりんちょろりん

当初3人の予定だったけど、社会人ドクター氏の論文執筆が佳境を迎えた為2名になった。



朝3時半に、レンタカーで友人宅の多摩近辺を出発


夜明けと共に富士山を遠くに望んだ


駐車して朝2番目のバスにタイミング良く乗れて、これまたタイミング良くロープウェイに乗車。


1,000m 近い高低差を一気に登るため、たった8分程度の乗車時間のうちに植生がどんどん変わっていく。



そして、あっという間に千畳敷カールに到着。



さっきの写真をズームしてみると、稜線までの道に人がずらりと並んで登っているのが良く見える。カールのなかをぐるっと歩く遊歩道と、稜線まで出るこの道のどちらを行こうか悩んでいたけれど、案外足腰の調子が良く、同行者の調子も良さそうだったので稜線歩きを目指すことにした。



ポテチもパンパン



休憩を挟みながら約40分程度で稜線の乗越浄土へ。ここで2,900mに少し足らない程度だったかな。案外あっさり上がれてしまった。遠くには、朝見た富士山の先っちょがちょこんと見えた。



しばらく休んで、そのあとは稜線歩き。ピークまで行ったら○○山登頂、ってなるけれど、今回はそれを目標にしていなかったことと、同行者が軽い眠気を催して、高山病の心配があったので(たぶん朝が早くて眠くなっただけ)適当なところで引き返して降りた。



下山中、後ろを振り返る。結構な急斜面。

左の方の岩峰からは、懸垂下降してルートに取り付くクライマーが見えた。



降りきったところ。



そのあとはロープウェイ乗り口でお昼ご飯。カール全体を一望できるので景色が最高だった。ただ、昼前からガスり始めてあっという間に景色が見えなくなってしまった。朝イチに登ったのは正解だったな。

ロープウェイとバスで下山して、13時には麓に降りた。

車でぶらぶらしていると、「アサギマダラの里」の看板発見。好物の花を植えて寄せているみたいだった。

内心、んな簡単に見れるわけがないやろ…と思いながら入ると


簡単に見れた…  2人とも大学では生物学科だったので大興奮。写真を撮りまくった。


その後、気持ちの良い公園でアリに噛まれながら昼寝して、晩飯へ。


トンカツの料理が有名? なのか、そういう店へ入った。店主の趣味が独特な、飯島食堂。

その後は宿へ。




ペンションめいぷる。安いし、ご飯美味しいし、景色とお風呂が気持ちいい。絶対また来る…

宮崎駿のサインおいてた。




帰りには、3回生の頃に瑞牆ボルダー遠征で寄った蕎麦屋へ。相変わらず美味しくて、静かで癒された。

そのとき→EUFCの部ログ


そして帰り道。

中央道を走っていると、分岐の看板に「富士山」の文字が。この旅で何度も見た富士山、時間が余っていたので寄り道してみることに。富士山にね。


とりあえず富士山の見える方向に走っていくと、本栖湖に到着。でけえ。

満足したので帰ろうとすると、凄い渋滞にハマって足止めをくらい、なんとか帰宅。こっちは渋滞が凄いからヤだ…