40数年生きてきて、私はある信念が奥底にあり、それによっていつも苦しめられてきた
その信念は...
私がいない方がいい
学校の友達グループにいても...
私がいない方がもっと皆楽しいんだろうな
グループワークをする時も...
私がいない方が皆やりやすいんだろうな
私がいるから空気が悪くなるんだな
職場でも...
私がいるから売上が上がらないんだな
私がいるから皆やる気が出なくなるんだな
家族の中でも...
私がいるから仲良くいられないんだな
私じゃなかったらもっといい家族だったのかも
こんな感じで人生のあらゆる場面でこの信念によって、いつも居場所が感じられず、どこか私がいることを後ろめたい気持ちで過ごしていた
どこにいっても一定の距離を取って深く入り込まず、迷惑にかけないように必死で上辺を取り繕ってよそよそしく過ごしていた
私なんていない方いいって意識して思っていたわけではないけど、無意識に頑なに信じていたんだと思う
そして結果的に、本当に人が離れて行ったり、職場に居づらくなって辞めたりして、この信念が強化されていった
めちゃくちゃ生きづらいんですよ、この信念
自分で自分を消し去ろうとしてますからね
でもどうすればいいのかもわからず、ずっと苦しめられてきた
そんな信念が最近ようやく解けてきまして
私はここに居てもいい
私が居た方が皆のためにもいいんだ
こんな風に思える瞬間があって、嬉し涙が出た
まだまだ揺れ戻されて、私がいない方いいモードに陥ることもあるけど、頑な信念ではなくて、ふと浮かんだ考え位に流せるようになった
随分生きやすくなりました
娘の不登校をきっかけに、自分の生き方をフルモデルチェンジできたんで、本当によかった
この前も私と夫、娘で焼肉を食べながら、「不登校があったから見て見ぬ振りをしていた問題に向き合えたよね、だから今の幸せがあるし本当によかったね」としみじみ話したのでした