男と女の恋が美しく儚いのは
シャボン玉のように
壊れてしまう夢だから
だと思う

好きになったひとと
海を見に行ったり
珈琲を飲んだり
一緒に歩いたり…

その時はもちろん
この恋が終わってしまうなんて
思わないけど

うすうす壊れていく予感が
会える時も会えない時も
ガラス細工のように
愛おしくする

残った言葉は
サヨナラだけかも知れないけど
君の名前を
誰よりも覚えている

俺に刻まれた
シワや白髪の一本は
熱き君の名残り

嘘のつきあいに疲れて
終わってしまった恋だって、
悪くないと思う。


あなたが選ぶすべてのことを
遠くにいて信じている

夢をあきらめないで♬
岡村孝子の曲

名前って、
「そのひとの命の名前」