防災の日と言うと9月1日

関東大震災の記念日だった。

地震自体は知らないが、大変な地震があった事を、教科書などから刻み込まれていた


しかし、今は違う。

13年前の3月11日

自分は新宿のオフィスビルにいた。


あまりに大きな揺れに、恐ろしく外に飛び出した。


階段を駆け降りるとき、

ミシミシと音を響かせれて壁が崩れ落ちるような恐怖を感じた。


その日、帰宅することができず、

近くの新宿ワシントンホテルに行ったが、

宿泊できず途方に暮れた。

寒さ凌ぎに、ただホテルの隅に座り込んで夜を過ごした。


ちらっと見えたテレビ画面には、大きな川の流れのような風景が目に飛び込み、事態がまるでわからなかった。


自分は被災地から遠く離れた場所にいたが、実はいろいろ大きなダメージを受けた。


そんな経験から

関東大震災よりも東日本大震災が、自分の記憶に上書きされた。


そして、間近に起きた能登地震は、

けして他人事でなく


最近頻発する千葉県沖の地震を不気味に感じながら、

東京直下型地震、関東大震災の再来を心配している。


大きな被害、犠牲を生んだ大地震

今だに、それを繰り返している。


それを打開する知恵や方法があれば

チカラを合わせたい!


陸前高田や美しい歌津、志津川の地は、

遠い昔にたまたま、自分は取り返しのつかない若気の至りで、アテなく放浪した場所だった。


そこで起きた

予想を超える悲しみが、鎮まることを

そして復興に、祈りを寄せたい。


三月11日


「春よ来い」早く来い

歩き始めたみぃちゃんが

赤い鼻緒のじょじょ履いて

おんもに出たいと

待っている