期待を裏切らない | RUNNING SLOTH

RUNNING SLOTH

徒然なる日々の思いを徒然と・・・

皆さんこんばんは



ようやっと落ち着きを取り戻しつつあるマイホーム(借り家だけど・・・)






ずーっと書きたくて書きたくて


でも


思い入れがありすぎてありすぎて


なかなか書けなかったけど書いてみます



RUNNING SLOTH-toshokan

はい!図書館戦争シリーズです!!




本をゲットしたのはかれこれ1ヶ月前


とある試験に夢中だったけど、

試験日が近づいてくると

同時に

現実逃避に陥り、

休憩と題したネーットサーフで

Amazonをまさぐりまくって

試験日以前に大量ゲットしていました、はは



その後の僕のライフは今までのアップにあったとおり

弾丸トラベル2連チャン&異動に伴う引越し準備



多忙も多忙を極めましたが、

その隙を見計らって全巻読破!






正直3月後半からずーっと寝不足だったのは

これのせいもある



以前からこのシリーズを読みたいと公言してはばからなかった僕のこと


その期待度は地上高にして5万メートルくらいはあったかとw





結果




まったくもって期待を裏切らなかった!いや、期待以上!!




有川浩さんの紡ぐ軽妙なタッチの会話がまずすばらしくヒット


かつ


もどかしくなるような恋愛模様もグッド


そして


一見恋愛小説に見えそうで、実は非常にありえそうで重要な社会的なテーマを

メッセージ性を十分に孕ませて詰め込んであるストーリーにノックアウト





3段階で僕のハートにぐっさりと突き刺さりました






書きたいことがいろいろありすぎて多分書き始めたら止まらないので、

一つだけ感じたことを書きます







「日和る(ひよる)」ということの無責任さと曖昧さと平楽さに含まれる

危険と不毛さ


である。






文中でよく出てくるこの「日和る」という言葉は

それ自体今まで聞きなれなかったですが、

よくよく有川さんの他の本を読むと

要所要所で使われている



僕は



有川さんが使う「日和る」という言葉に込められたメッセージ性を感じた


彼女がそんなこと言いたいわけではないのかもしれないけど

そんなことはどうだって良くて


本を読んだ僕が感じたことが重要なのである




人間は誰だって間違いを犯すし、判断を誤るときがある。

その時自分がどう動けるかが大切なのである。



誰だって最初から正しいことを正しいと判断することは難しい。

それは近視眼的には間違っていることだってあるかもしれない。


でも


それを自分の中で決心した以上、

道のりがどんなに困難だってあきらめてはいけない。



人はともすれば楽なほうへ逃げていく



長いものに巻かれたほうが

生きていく上で楽だし

他人を傷つけなくてすむし

何より自分が傷つかなくてすむからである



けれど


物事をよーく考えて、

それでも必要なムーブメントならば、

状況がどんなに絶望的でも

最後の最後まであきらめてはいけない

自分の主義・主張を折ってはいけない



そんなことを考えさせられました



そういう生き方って決して楽じゃないけれど、

その先に見える景色は

日和った先に見えるそれよりは

圧倒的・絶対的にスンバらしいのではないかと思う



どうか皆さんも日和らず生きてください



そして



皆さん是非この図書館シリーズ読んでみてください!!





ではではパー