日本のバイクとDucatiのバイクの違いを無理に一言でいうと、エンジンが全く違います。
エンジンが違うというのは、エンジン開発に対する考え方や方向性が違ったということでしょう。バイクという乗り物で何をするのかという目標が違ったということになるのかな?って思います。
私が今乗っている Monster+ というバイクには、テスタストレッタ11° となづけられたエンジンが積まれています。一般的に"L型ツイン"といわれる形状のエンジンです。
対して、これまでの日本の大型バイクは、「直列4気筒エンジン」。
このエンジン形状やエンジン特性が、バイクの運動性能に大きく影響します。
Monster+ に乗り始めて、エンジンの違いが明確にわかるようになりました。
日本車だけに乗っていたら、気づかなかったと思います。
2つのエンジンを正面から見ると、違いがすぐにわかると思います。
Monster+ は、縦に2つのシリンダーが並んでいるので、単気筒と同じくらいの幅になります。
一方日本車は、横にシリンダーが4つ並ぶので、Monster+ の4倍の幅になります。
日本車は、重心が低く重くなるので、直進は安定しますが、Monster+ に比べ、曲がりにくくなります。
Monster+ の方は、縦にシリンダーが並んでいるので、横方向の安定性はあまりありません。
ですので、曲がりやすいのですが、多少不安定になります。
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