愛ゆえに | 来たるべきシノノワールのために

来たるべきシノノワールのために

己の言葉を研ぎ澄ますことを目指して



この瞬間に目の前で起こる無数の事柄。

その全てから学んいるんだよ。

いいえ、学ぶというよりも感じているということ。

何を感じているの。

言葉を借りるとすれば、愛。

それが、私が求めていた愛なんだと、今、気がついた。

この世界というの闇の中を照らす光が愛なのだ。

わたしの感覚を呼び起こす光が愛なのだよ。

記憶を綴ってきたということは、愛を綴ってきたということ。

己に降り掛かる、全ての事柄とは、己に降り掛かる愛なのだよ。

目に見える全てのものたち。

耳に聞こえる全てのものたち。

鼻に香る全てのものたち。

口に味わう全てのものたち。

皮膚に触る全てのものたち。

心に浮かび上がる全てのものたち。

それが愛なのだよ。

そう、愛ゆえに人は苦しみ、悲しみ、傷つかねばならない。

そう、愛ゆえに人は喜び、愉しみ、人を想うのだ。

その全ては一点からやって来るのだ。

愛という光になり。

私たちはその一点からやって来て、そしてその一点に還ってゆく。

理由などない。

ただ、愛ゆえに。