念願だった、サンダーバードの第15話「大ワニの襲撃」を見ることができた。数年前にNHK教育で放映していた際に初めてきちんと番組として見た。それ以来サンダーバードの旨みを知ったのだった。第15話「大ワニの襲撃」は前半部分は時間に合わせてテレビの前に座り番組を見たのだが、後半は何の用があったのかは記憶にないが見ていない。それがずっと頭の隅にあり機会をうかがっていたがやっと願いがかなった。内容うんぬんの前に満足した。ワニにあれだけの恐怖を感じたのはおそらく初めてではないか。あの奇声はワニ本来の鳴き声なのだろうか。そして暴れていたワニはなんという種類のワニか。これも頭に隅に置いておこう。しかし、あの話の犯人である彼は何故にあの凶行にいったのか。私はそこに貧困を見てしまう。犯罪の発生要因が貧困だとどこかで聞いた。国際救助体はいつも活躍するが、ワニをやっつけるような、表面的な対処だけではずっと彼らに安息の日は来ない。しかし、彼らがヒーローであり続けるためにはそうした舞台が必要であるから大きなお世話か。
先日あるお客さんに、ウルトラセブンを薦められた。ウルトラセブンは他のシリーズと違い、戦う意味の葛藤を問う作品だと。その言葉が気になりまず数話だけ見てみた。上のサンダーバードとの違いは音楽だった。どちらの作品も決して軽いとはいえないテーマ曲だったが、サンダーバードは強固な正義。ウルトラセブンは土臭い、混沌。サンダーバードはメカを前面に出していること、国際救助体であり、災害救助などの人を助ける仕事で、戦うことばかりではない。しかし、ウルトラセブンは宇宙人の侵略から地球を守るという確固たる大儀があり、必ず血が流れる。そういう部分も影響があるのだろう。製作された国がイギリスと日本。その国民性の違いも何かあるのだろうか。
そういう特撮番組を見た後、最近の中東の戦闘の情報を耳にすると、正義の味方の戦いも片一方に光を当てるだけ。時間の流れも利用して後になれば勝った者が正義と言われていくのか。ややこしいのは戦う相手が宇宙人ではないことである。
最後に、特撮ものを見ると必ずつっこみを入れてしまう。その頻度はかなり多いのである。