【講座レポート】夏の川辺のトンボとヤゴ ~新大宮川トンボ観察会~ | 「新大宮川を美しくする会」のブログ

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比叡山のふもと、琵琶湖に面する大津市比叡辻を流れる通称「新大宮川」とその周辺の環境・美化清掃活動をしています。

7月2日(土)、天気は抜群にいいのですが、気温30度を超える予報の中、11名(うち、お子さん3名)の参加をいただき、予定通り、新大宮川学連続講座2022~川づくり、まちづくり、ひとづくり~第4弾「夏の川辺のトンボとヤゴ~新大宮川トンボ観察会~」実施しました。

 

 

講師の牛島さんは、皆さんより一足早くお出でくださり、観察現場を下見。その後、参加者に貸し出すタモ網、虫捕り網などの備品を確認し、いつもの会場の集会室で、PC、プロジェクター等の設定、準備。開始時刻の午前10時前までに、参加者の皆さんが続々とお出でくださいました。ありがとうございます。

いつもの検温、手指消毒をし、アンケート等を配布し、まずは、これまたいつもの会長の私の挨拶と新大宮川と当会のご紹介。(省略)

 

 

始まりました。講師の牛島さんのお話し!

受講者に大人が多いのと、元々、当会の講座は”大人向き”とお伝えしていたのですが、お子さん3名が、講師の真ん前でかぶりつきで、質問攻め。あなどるなかれ、子どもたちが結構詳しい。

「トンボとは・・・?」に始まり、トンボの歴史、トンボと日本、トンボのからだ・オスとメス・食べ物・環境のものさしのトンボ、滋賀県のトンボ事情などなど盛りだくさん。

 

 

トンボは世界に約5,000種いて、日本に204種、滋賀県ではそのうち約100種見られるって!

しかも、琵琶湖にしかいないトンボがいるんだって!

トンボ王国の滋賀!

 

滋賀のトンボを救え!トンボ100大作戦!

というのもあって、ぜひ、みんなでトンボを守りましょう!

 

最後に、「これだけ覚えればイケる!身近なトンボ」と題して、

身近に見られるトンボとトンボの見分け方を教えていただき、このあとの観察会に備えさせていただきました。

 

熱心な子どもたちの質問にも、やさしく、面白く、逐一答えていただきながら、大人向きのお話しをしてくださり、ありがとうございました。

楽しく、それでいて、よく分かり、興味が増しました。

 

さて、観察会ですが、講演会場の外を出てすぐに、柄を伸ばせば9メートルにもなる牛島さんの虫捕り網を見せていただきました。会場の建物が4階建てなのですが、ほとんど屋上に届かんばかりでした。ビックリ!

 

参加者全員、持参と牛島さんからお借りしたタモ網、虫捕り網、虫かご、小型の水槽、三角のトンボ入れ?などを持って、いよいよ観察現場の川に。ワクワク!

その恰好だけでも、みんなワクワク!

 

もうあとは、説明不要。写真をご覧あれ!

たのしー!

 

 

とにかく、楽しかったです。

牛島さん、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

 

追伸:

観察会の成果。熱中症にならないように、時折、橋の下の陰に入り、給水、休憩をしましたので、採集時間は実質30分程度で川の一部2,30メートルの区間のみでしたが、トンボ、ヤゴともにいっぱい捕れました。もちろん、観察会後には、全部、放してあげました。大きくなるんだぞー!

 

ハグロトンボ成虫15
ハグロトンボ幼虫20
コオニヤンマ幼虫1
コオニヤンマ羽化殻1
コヤマトンボ幼虫2
シオカラトンボ成虫5
マユタテアカネ成虫1

 

おまけ。

アユもヨシノボリもオタマジャクシ、サワガニもいました。