【講座レポート】ホタルを学び、守ろう! | 「新大宮川を美しくする会」のブログ

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比叡山のふもと、琵琶湖に面する大津市比叡辻を流れる通称「新大宮川」とその周辺の環境・美化清掃活動をしています。

5月29日、「新大宮川学連続講座2021・春 第1弾~川でつなぐ、ひと・まち・こころ~ホタルを学び、守ろう! ~新大宮川ホタル観察会~」を実施しました。

 

 

40名近い方からのお申し込みをいただいたのですが、コロナ感染対策のため室内講演会場の定員をいつもの半分以下ににしていますので、やむなく小さなお子さん連れの方などにお願いし、受講人数を調整させていただきました。調整のご協力をいただいた皆様、ありがととうございます。ということで、何とか26名の方にご受講いただき、講演時間も30分に短縮し、室内完全換気、空気品質モニターも使用し、常時チェックをしながら、密をつくらないように工夫して、講演を実施しました。

 

講師は、長年、大津市南郷学区の千丈川でホタルの保護活動と南郷小学校の子どもたちに「ホタルの学校」としてホタルを通しての環境学習をされている一瀬さんです。当講演でも、その「ホタルの学校」そのままを行っていただきました。ホタルや環境について、受講者に一つずつ、問いかけ、一緒に楽しみながら、考え、学んでもらう。子どもたちも楽しんでくれていました。

併せて、ホタルの観察のしかた、マナーなどもお話しいただきました。毎年、ホタルを見るためには、大事に守る必要があります。

一瀬さん、ありがとうございます。勉強になりました。

 

講演後は、いよいよ新大宮川へ、ホタルの観察会です。川沿いを少し歩くだけで、ホタルのあかりが一つ、二つ見られました。初めてホタルをご覧になられた方もいらっしゃるようで、大喜びです。企画者冥利につきます。さらに足を進め、ここ数年、ホタルのちょっとした乱舞がこの時期に見られる場所にご案内。

 

 

飛んでいます!

あちらこちらに飛んでいます!

ざっと数えて20、30頭。

一箇所でこれだけ飛んでくれたら、ちょっとした乱舞です。

 

定員調整や天候不順など、どうなるかと思いましたが、多くの皆さんに喜んでいただき、また、ホタルについて学んでいただき、良かったです。豪雨のときでなければ、6月半ば過ぎまで、鑑賞できると思います。ホタルの美しさを楽しみながら、ホタルを守りましょう。

今後、保護活動についても、一つずつ学びながら実践して行きます。

ぜひ、ご協力ください。

 

 

数年内に、一緒に新大宮川を名実ともにホタルの名所にしましょう!

よろしくお願いします。