名古屋東照宮の唐門は愛知県指定有形文化財の唐門です。
唐門に置かれている賽銭箱の三つ葉葵は葉芯が13本の三つ葉葵紋が使われています。
葉芯が13本の三つ葉葵は尾張徳川家や江戸時代後期の徳川将軍家も使っている葵紋です。
名古屋東照宮の唐門は唐門形式ではありません。
県の重要文化財の印があります。
唐門にはカラフルな三つ葉葵の紋のついた幕がかかっています。
提灯も鮮やかな三つ葉葵の紋が掲げられています。
唐門の奥には本殿があります。
太平洋戦争の名古屋空襲で、義直以来の本殿を含む主要建造物が焼失しますが、建中寺より義直の正室春姫(高原院)の御霊屋を移築して本殿とし、再興されました。
その為か唐門より後ろの建造物に使われている三つ葉葵は尾張徳川家の三つ葉葵が使われているのかもしれませんね。