三つ葉葵とゆめのあと 61 徳川園 | 三道併進

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愛知県名古屋市東区徳川町にある徳川園です。

 

徳川園は尾張藩の第2代藩主徳川光友公の隠居所として造営された大曽根御屋敷跡に造られた日本式庭園です。

 

 

 

 

入口には黒門と呼ばれる威風堂々とした門があります。

 

明治33年(1900年)に完成した尾張徳川家の邸宅の遺構で、総けやき造りの三間薬医門で太平洋戦争の戦火を逃れた貴重な門です。

 

 

 

黒門の瓦に三つ葉葵がありました。

 

この黒門に使われている三つ葉葵紋は2種類あり葵の葉が小さいタイプと葵の葉が大きいものがあります。

 

 

 

 

 

 

黒門の前には三つ葉葵の提灯がありました。

 

この三つ葉葵紋は葵の葉が小さく葉芯が33本あり徳川家康・秀忠・家光まで使用されていた徳川将軍家が使用していた三つ葉葵紋です。

 

尾張徳川家も最初はこの三つ葉葵紋だったんでしょうね。

 

 

 

 

 

黒門をくぐると敷地内にはほかにも施設があります。

 

 

 

 

 

 

こちらは徳川美術館です。

 

公営財団法人徳川黎明会が運営する私立美術館です。

 

 

収蔵品は駿府御分物(徳川家康の遺品)など尾張徳川家伝来の大名道具など、国宝9件、重要文化財59件を収蔵しています。

 

 

 

 

徳川美術館の壁にも三つ葉葵が飾られています。

 

この三つ葉葵紋も葉芯が多いタイプです。