何時間歩いただろう

歩き始めた頃から薄暗く
ポツポツ雨が刺す
時間の感覚が分からない


自宅に帰りたい一心で
自宅のある市街地に向かっていたけど

万が一の時には
山間部にある
親戚の家に集まろう!と
家族みんなで話していた

荷物だけ疎開させて貰ってる
親戚とも話したコトを思い出した

目的地を変更し
山間部の親戚の家を目指す

自宅のある
本川町方面を見ると
ドーム状の屋根が吹き飛ばされた
産業奨励館と
小学校の校舎が見えた