2年前にSUPフィッシングを始めました。その際に「Vaquitaモーター」を購入し、SUPの推進力として使用しています。この電動モーターの最大の利点は、SUPの船底にあるフィン固定座に素早く取り付けられることです。


とはいえ、いくつかの欠点もあります。ひとつは、浅瀬ではモーターが座礁してしまう可能性があること。もうひとつは、プロペラに異物が絡まったり故障した際、問題を解決するために海に入らなければならず、危険が伴う点です。

また、このモーターはエレキモーターのように進行方向を変えることができず、方向の調整はパドルで行う必要があります。

そこで、これらの課題を解決するために、昨年から簡単かつ安価な方法で改良設計をしようと考えていました。


まずは、Vaquitaモーターに付属していた金具を活用して


以下の部品をインターネットで購入しました:

万能アングル(長さ60cm、幅6cm、高さ3cm):約350円


回転盤(幅20cm、高さ2.5cm):約1000円


さらに、家にあった不要なプラスチック製のキッチンまな板を切って再利用しました:

モーター固定用:長さ23cm、幅10cm


回転盤固定用:長さ45cm、幅25cm




SUPに方向舵つける電動モーター


そして、6月24日の早朝、海辺で実地テストを行いました。


浅瀬ではまずパドルでSUPをやや深い場所まで移動させ、そこでモーターセットを船尾に取り付け、モーターを始動して走行を開始しました。

快適!

万能アングルを操作することで、進行方向の調整も可能です。

テスト中はゴミが多く、プロペラが2度異物を吸い込んでしまいましたが、モーターを停止して回転盤でモーターを手元まで回転させることで、簡単に異物を除去できました。海に入る必要がなかったのは大きな利点です。

帰路では浅瀬に近づく前にモーターを停止し、素早くセットをSUP上に引き上げることで、座礁のリスクを回避できました。

とはいえ、改良すべき点も見つかりました。

ひとつ目は、まな板が舵の役割を果たしてくれる一方で、面積が大きすぎるため、高速走行中に方向を変える際には水の抵抗が非常に強く、大きな手力が必要だったことです。今後は、まな板の代わりに細めの金属棒を使って、水の抵抗を減らす工夫を考えています。

もうひとつは、万能アングルの操作レバーを延長することで、自分の位置をなるべくSUPの中央に近づけることができ、より快適に操作できるという点です。

しかしながら、どんなものにもメリットがあれば、当然デメリットもあります。今回の「改良」により、全体の重量は3kg以上増加しました。また、モーターセットの取り付けや取り外しは海上で行う必要があるため、還暦を迎える私にとっては体力的にかなりの負担になります。

「あと10歳若ければ……」と、思わずにはいられませんね。(笑)