無鄰菴を訪ねる | 風が吹く日も、雨の日も

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着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

慶沢園茶会を運営されていた植彌加藤造園という京都の会社があります。
お茶会の時にチラシをいただき、その会社が無鄰菴というお庭の管理をされていることを知りました。
丁度その近くに行く用事が近々にあったので、ついでに寄ってみたいと思ったのです。
 
無鄰菴は、山形有朋の別邸だったお屋敷だそうで、広く素敵なお庭がきれいに残されていました。
 

 

お庭を見ながらお茶とお菓子をいただけるカフェがあります。

 

 

 

 

 

 

 

ピンボケの写真交じりで申し訳ないのですが、お庭だけでなく建物も素敵でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お庭の蔵の中が洋風になっていて、二階の会議室の天井や壁の装飾がまた素晴らしかったです。

 

 

 
保護のために暗くしてあったのだと思います。
きれいに写真を撮るのが難しかった。
 

 

 

階段の手すりや排気口のカバーなど、小さなものも好物です。

 

 

 

岩倉具視邸も管理されているそうで訪ねたいのですが、こちらはかなり山の中にあるようで、宿題にしています。

(大河ドラマ「西郷どん」で岩倉具視が隠遁してたあの辺りなんだろうか…めっちゃ田舎だったはず。)

 

大阪の慶沢園も大好きなのですが、京都のこのお庭は向こうの山を借景としてとても広々と見え、素敵でした。

慶沢園は都会の中にぽつんとあり、近くの茶臼山は借景できるほどの大きさじゃないからな…。

そう思うと、盆地の京都は借景するにはよい地形なのかもしれません。

最近自分は日本庭園が好きなんだなぁとつくづく思うようになりました。

また次は違う季節に訪れたいと思います。