泥大島と縞大島のコーディネート | 風が吹く日も、雨の日も

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着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

こちらも昨年のクリスマス直前の大島のコーディネートです。
大島紬の証紙っていろいろあるので、たまに検索して確認したりするのですが、その際に偶然これと同じ柄の大島を出しているネットショップのページがひっかかったことがありました。
そこは証紙付きで出していたので、これが奄美の手織りの大島だとわかったのです。
でも、こちらは違うお店で買ったので、証紙はありません。
一元式だから、貴重なものだな、という認識はありました。
 
今回は首里ロートン織の八寸名古屋帯を合わせています。
帯揚げは、柄つきのものの裏を使って赤の無地にしました。(クリスマスカラーにしたかったので)
帯留はちりめん細工に金具を付けた手作りです。
 
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織り柄がこれなんですよね。
お気に入りです。
 
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着付けた前姿です。

着物の色が暗いから、白地の半衿が目立ちますね。

すぐに右肩が落ちてしまうんですよね~。

 

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お太鼓姿は比較的地味。
 

 

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年が明けて、次は新年会に着た縞大島のコーディネートです。
なぜか全然大島だとわかってなかったのですが、人に言われてはたと気づきました。
きもののリサイクルショップで見つけたもので、裄が大きくて値段が下がっていたので購入してしまったものです。
帯は持っていたもので、お気に入りの大きな鱗文の袋帯です。
 

 

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新年会だったので、ここでも「一富士二鷹三茄子」の半衿のままです。

 

 

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梅の簪を挿しました。
ちょっとたれが短かったですね。

 

 

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こちらも、自作した帯留の羽子板を、後ろ側に忍ばせていました。

 

 

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裾模様は、遠山暈し。
縞大島の後染めで、付け下げになっています。
おとなしい柄なので、帯合わせがしやすいかなと思います。
 

 

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大島紬と言ってもピンキリで、縞大島は比較的値段が安い印象です。
この付け下げみたいに後染めのものが結構あって、大島の質感・軽さで色柄が豊富なので、若い人向けによく縞大島がアピールされているような気がします。
精緻な織の泥大島には渋く憧れますが、数も少なく値段も高いので、大島の質感を手軽に味わうとか、明るい色で洋服感覚なら縞大島はお勧めです。