茶屋辻の小紋に、斜めよろけ縞の洒落袋帯を結び、稲穂の羽織を纏う | 風が吹く日も、雨の日も

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着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

 新年あけましておめでとうございます。
 明けましたが、去年の紅葉狩りの時のコーディネート紹介だったりします。

 コーディネートを決める時の、全部並べて置いてみた写真がこちら。
 (半衿がないですね)

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 ポイントは稲穂の羽織です。
 これは、いい状態でリサイクルで見つけたもので、穂先のひとつだけに刺繍がされています。
 それぞれの稲穂はビタミンカラーでかわいいです。

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 小紋は、しっかりした縮緬の生地に多分松煙染で淡くグレーの色をつけた地に茶屋辻文を描いてあります。
 この、グレーに藍の色あいがとても好きな一枚。
 ただ、総柄の小紋でごちゃごちゃしがちなので、帯は色も柄もシンプルなものを合わせました。
 他にもいくつか合わせてみたのですが、これが一番すっきりしていました。

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 上から見るとこんな感じです。

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 珍しい、羽織を纏った姿です。
 羽織は、この背中がお太鼓の分ぽこっとした感じがなぜか好きです。

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 稲穂の柄は、やはり着る季節を選びような気がします。
 この秋は、この一回しか着ませんでした。
 それはもったいないと言うよりは、季節の贅沢だなと思っています。