足のむくみのこと | 風が吹く日も、雨の日も

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着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

 今年の6月頃、左足先がひどくむくんでいるのに気づきました。
 産後に右足だけむくみが残ってしまい、原因不明のまま長く付き合ってきましたが、その右よりもひどく左足がむくむようになり、内科にかかっていました。
 同時に、頻繁に口の渇きを感じるようになりました。

 内科で血液検査を行い、尿検査を行い、結果を待ちましたが病気の診断は出ませんでした。
 ダメもとで漢方薬を二種類くらい処方してもらって試したのですが、特に効き目は認められませんでした。
 本当にひどい時には利尿剤を飲むくらいしかないとのことで、なんだかなぁと思って過ごしていました。

 足がむくむ以外は特に不調はありません。
 寝る時や起きた時に足がむずむずするのは以前からあることです。

 そのまま夏が過ぎ秋が来て、この間ロングブーツを履こうと思ったら、左のジッパーが上まで上がりませんでした。
 これでは困ると内科にかけあい、大きな総合病院でむくみを診てもらいたいと訴えました。
 紹介状など必要な書類を作ってもらい、予約をしてもらっていざ総合病院へ。
 診療科は心臓内科になりました。
 デカい。
 そして、待ち時間が長い。

 総合病院でも検査となり、その間に会社から行った健康診断の結果が来ても、特に何ということもなく「わかりませんね」と言われて終わりになってしまったのですが、すでに別の病院へと思う気持ちは萎えていました。

 会社の健康診断で異常があるとの結果だったのは、総合病院での検査結果では異常がないとのことで、むくみの原因は解明されませんでした。
 原因不明の特発性浮腫と、内科での診断名と同じ結果になりました。

 何か体の中に、むくみが起こる原因があるはずです。
 でも、やった検査では何も見つからない。
 母が生きて同居していた頃、そのドクターショッピングの付き添いをしていたので、病気の原因が見つからず、何の診断も出ないことがままあることはわかっていました。
 しかし、この足のむくみの為に、スカートでは片方だけ極端に足が太く見え、履ける靴が限られるという、生活上の不便をどうしたらいいんだろう。

 リンパの流れをなんとかしたらいいと言う人があり、その為の体操やマッサージ方法を解説した書籍を探してみると、なんだか変わった内容でかつ楽そうな方法を書いた本を見つけたので、とりあえずそれを購入して熟読し、試してみるつもりです。

 昨年首から肩にかけての激痛を経験し、ペイン・クリニックへの通院が続いています。
 随分太ってきたのでダイエットを始め、ジム・トレーニングも三年振りに再開しました。
 それにしても体力ないし、晩御飯をすぐ食べ過ぎてしまい食後しんどくて動けなることがしばしば…。
 何かとメンテナンスが必要な時が来たなと感じることが多いこの頃です。

 母を見ながら、「老い」を受け入れる難しさをよく思いましたが、我が身となると一層その難しさを思い知ります。
 まだまだこれからとは思いますが、自分が変わることへの不安は殊のほか大きいと感じています。
 きっと更年期障害もこれからだろうし、今後何年かは、いろいろと葛藤があるのかも。

 なるべくやわらかく、明るく、楽しみながら、自分を大事にこの時期を亘っていきたいと切に思う今日この頃です。