屏風絵の縫取りちりめんの訪問着に、松皮菱文の袋帯を結ぶ | 風が吹く日も、雨の日も

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着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

 新年会の時のコーディネートです。
 縫取りちりめんの訪問着は、丹後の柴田織物さんが製造されたものです。
 丹後にいる叔母からもちかけられて、随分昔に母が誂えてくれました。
 年に一回くらい機会を作って着るようにしています。
 屏風の絵が刺繍されていて、「四季心華屏風図」という名前がついているお着物です。

 帯は、同じ帯で着物を変えるとどうなるか見たくて、前のコーディネートと同じ帯にしました。
 バッグは、ついにコレクションになったビーズバッグです。

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 上前の裏にも絵がある丁寧な作りです。

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 新年会では、お客様がお持ちの珍しい着物を披露するという初めての趣向があり、いろいろ飾ってあるのを見ることができました。
 私は憧れのひとつである久米島紬の前に立っています。
 私の訪問着の裾から少しだけグレーの暈しが入っているのが判りますか?ほぼわかりませんねw
 真っ白ではないんです。

 帯は、前回締めた時短くて返しがほんのちょっとしか取れなかったので、今回はたれを少なくして返しを優先したら、本当にたれが短くて笑えました。
 呉服屋さんの担当の方がちらりと見たところでは、充分結べる長さがあると思うとのこと。
 短い帯の場合はこう、と教えてもらったのですが、まだ試すことが出来ていません。ちょっと練習が必要ですね。

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 意外に珍しいらしいビーズバッグをアップでお見せします。
 古道具屋さんで入手するリサイクル品で、汚れがあれば680円とかですが、これはきれいなので1000円くらいだったと思います。

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 裏側にも柄があって手を抜かない仕事が素敵。
 口金はやはり古いもののようで、レンタル店のコーディネート紹介で見たビーズバッグなんかよりイケてない感じですが、それでもそれぞれに意匠をこらしたものになっています。
 こちらのバッグの口金は、実はちょっと歪んでしまっていたのですが、なんと手でぐぃってやったら戻りました(^。^;)

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 着付けが変で、衿の一番後ろをいつも汚してしまいます。
 こういう色が浅い着物はそれが目立つので、いつ染み抜き(または洗い)に出そうかと悩むところです。
 色の濃い着物は目立たなかったので気にしてなかったのですが、この間確かめたらやっぱり同じところを汚していました。
 染みぬきだけでも2~3000円はかかるだろうな~。
 全部の着物がその対象だしな~。
 まぁぼちぼちと考えま~す。